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原田龍二、戦後80周年映画「ハオト」主演「当時至る所に今生の別れがあった」思いはせる


映画「ハオト」公開記念舞台あいさつに登壇し、笑顔を見せる原田龍二(撮影・山本朝陽)

俳優の原田龍二(54)が9日、東京・池袋のシネマ・ロサで、主演映画「ハオト」(丈監督)の公開記念舞台あいさつに登壇した。

同映画は戦後80周年記念映画として、2005年に舞台で上演されたものを映画化した作品。映画の舞台は太平洋戦争末期の精神病棟で、病院内と外界を対比することで戦争の狂気を描く。原田は戦争や軍を批判して病棟に収容された元エリート海軍兵を演じた。

集まった観客を前にして「この作品は一昨年にほとんどの撮影を長野県の佐久市で行った。桜が満開のシーンだけ去年の4月に。ようやく日の目を見て感慨深い思い」と話した。

オファーを受けた際について聞かれると「撮影に入る1年前に個人的に監督からご連絡をいただいて、最初はふざけていると思った」と笑いを誘った。しかし、監督の本気を感じて出演を快諾したと明かした。

今作の注目場面の1つ、特攻隊として、石田隼演じる弟が出撃するシーンでは「自慢じゃないが僕は泣くお芝居ができない。単純に原田龍二がそこにいて、石田くんの感情を僕が受け取った」と、自然と涙があふれ出たと振り返った。

戦後80周年という言葉が付く本作。撮影中は「当時、日本の至る所にあんな今生の別れがあった。あんな別れを経験された方が沢山いたんだなと悲しい気持ちになった」と戦時中に思いをはせていたと話した。

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