コメ流通評論家常本泰志氏が16日、フジテレビ系「サン！シャイン」（月～金曜午前8時14分）に生出演。小泉進次郎農相が、備蓄米放出によるコメの需給バランスについて発言した件について、私見を述べた。 新たに備蓄米20万トンを放出する際、取材陣から「（コメが市場に）じゃぶじゃぶにあふれて危険な手法の気もする」と聞かれたことに対し、小泉農相は「私たちとしては、これは、じゃぶじゃぶにしていかなくてはいけないので、それじゃなかったら価格は下がらない」などと答えていた。
この件についてMC谷原章介（52）から「小泉（農相）さんはじゃぶじゃぶ出してマーケットを冷やす、コメの値段を下げるって集中的におっしゃっていたのが、農家の方と実際に対話をして、今後農家の生産者の方も支えていく話もされました。どう思いますか」と語り、常本氏に意見を求めた。
常本氏は「あんまりじゃぶじゃぶさせるのはよくないですし、確かに必要な分は出していい。必要以上というのは相場にすぐ影響してくる。株価と一緒なんです、コメの値段というのは。ちょっとした要因で上昇幅があるので、なるべくだったら穏やかなソフトランディングをさせる」と話した。
さらに「今の値段は高いですけど、それが少しずつ下がってくるのをみなさん待っていただけるとなあという思いではいますね」と語った。
