
国際弁護士の湯浅卓氏が11日放送のTBS系「サンデー・ジャポン」(日曜午前9時54分)に生出演。米国のトランプ大統領が予告している「地球を揺るがす重大発表」について解説した。
湯浅氏はトランプ氏の発信が「見切り発車」のものも多く、発信後に側近達にハッパをかけているという現状を紹介。その中で「重大発表」については「今朝の最新ニュースを申し上げると、ロシアのプーチン大統領が次のような発言をしました。それは何かというと5月15日に、トルコのイスタンブールで、ロシアとウクライナが直接交渉をしようじゃないか、という内容です。ここまでは超最新ニュースなんですけど」とした。
その上で、湯浅氏は自身の分析として「これはトランプが動いたのに間違いない。その証拠は何かというと、『世界を揺るがす』と言った前の日に、トランプが何をやったかと言うと、この会談の地としてプーチンが提案したトルコのエルドアン大統領とサシで電話会談をしている。それが証拠」とし、「湯浅卓は確信しています」と、重大発表にロシア・ウクライナ問題が含まれると推察した。
またこの日、インドとパキスタンが即時停戦に合意したと発表したことについても、湯浅氏は「それはトランプじゃないとできない。両方と仲いいですから」と、トランプ大統領の仲介が理由と指摘。「パキスタンは何十年も防衛費が予算の圧倒的多数を占めている。戦争になったら核戦争の危機はめちゃめちゃ高かったので、トランプの個人技として、パキスタンとも仲がいいアメリカの大統領ってトランプ以外考えられないんですよ」とし、「客観的に、反トランプメディアでなかったら、史上最高の芸術的なディールですよ」と評価した。