
元テレビ朝日社員の玉川徹氏が22日、同局系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演し、コメが、15週連続で高騰していることや、備蓄米が3月17~30日までにスーパーなどに届いたのが初回放出分のわずか0.3%だったことについての特集で「頭使ってないだけ」「やる気がないだけ」「JAすっ飛ばせばいい」と、政府の対応を厳しく批判した。
玉川氏は、コメが15週連続で高騰する中、政府が放出したはずの備蓄米も、3月30日までにスーパーなどの小売店に届いたのが初回放出分のわずか0.3%だったことについて「集荷業者というのはイコールJAなんでしょ。100%近く、JAなんですよ。そこ、すっ飛ばしゃいい。今、緊急事態だから、今までやらないことやっているわけですよ。そのときに、なんで買い戻しみたいなことをするってのを決めておくんだということ。卸業者に直接出せばいいじゃないですか」と指摘。「やる気がないだけだと思いますよ」と痛烈に批判した。
政府は備蓄米を放出したが、市場価格はあがり続け、効果は実感できる状況とはほど遠い。玉川氏は「(政府は)ゆっくり出てっていっているけど、いずれは下がるでしょみたいな、そんな感じ。緊急に下げてほしいわけじゃないですか。庶民は。緊急に出す方法いくらでも考えられると思うけど、頭使ってないだけだと思いますよ」とも語った。
さらに緊急の対策の選択肢として「値段決めて出しても良かったかもしれない。昔はそれでやってたんだから」とも発言。「もういくらと決めて、JAすっ飛ばして、政府から卸業者に直接行くように。どれだけ買ったかける単価っていうようにお金を払うようにすればそれでいいんじゃないか」と語った。