
読売テレビの元アナウンサー辛坊治郎氏(68)が18日までにX(旧ツイッター)を更新。13日に開幕した大阪・関西万博をめぐる大阪府の吉村洋文知事のX投稿に対し、意見を述べた。
吉村知事は開催中の大阪・関西万博に大阪市内の小・中学校を無料で招待する府の事業をめぐるネットニュースの報道を、チクリとけん制。引用された記事は「大阪・関西万博へ無料招待 大阪市の小中学校 約1割参加せず」と見出しがつけられ、府内に住む4歳から高校生までの約102万人を万博に無料招待する計画で、大阪市内の小・中学校など412校のうち、少なくとも40校が学校での参加を見送ると伝えている。
吉村氏は16日、同記事を引用しながら「『約9割の小中学校が参加』でよくない? 引率の先生方、ありがとうございます」とつづった。
辛坊氏は吉村知事の発言の記事を引用した上で「本人は言いにくいだろうから、代わりに言ってあげる。一部の先生達の思想・政治闘争の犠牲になって万博にタダで行けない子供達が可哀想だ。この事態が政治闘争だと正確に伝えないメディアは腐ってる」と指摘。
そして「もっとハッキリ言うと、『左派教師による万博ボイコット』です。世界を体験する貴重な機会を子ども達から奪った教師の責任は重いです。ウクライナもパレスチナも頑張って参加してるのにね」と続けた。
さらに「ポストの続き。世代を超えた貧困の連鎖を止めるために大切なのは、子供達の体験格差を最小にする事だ。好奇心は向上心に繋がるからね。大人の政治的思惑で、子供達から体験のチャンスを奪うのは許されない」と記した。