
ロザン宇治原史規(48)が15日、MBSテレビ「よんチャンTV」(月~金曜午後3時40分=関西ローカル)に出演。番組では大阪・関西万博の開幕3日目で見えてきた課題を取り上げた。
開幕日と同様に東ゲート近くの案内所では紙のマップ(200円)を求める来場者が長蛇の列をつくった。若手建築家が手がけた入り口と出口が異なる構造の「デザイナーズトイレ」は3日目も行列が続いた。
一方でマップを自宅で印刷し、持参するなど、あるいは出入り口が異なるトイレの近くにも、他のトイレがあり、混雑はしていないケースがある。万博の公式アプリでもトイレの混雑具合を案内している。
「分散化」が課題となっているが、宇治原は「擁護するわけではなく、課題とか、それ以前のお金の問題とか、土壌の問題とか、議論していかなければいけないとは思う」と前置きし、「僕は正直、紙の地図がほしい人間です。でも、それであれば、家でプリントアウトして行くであると」と話し、「行く側が自分たちのために、ちょっと気をつければ、別に万博に協力しようではなく、行く側の自分たちのために、やることをやっていけば、かなり緩和されることもあるんじゃないかと思う」と課題解決のヒントを提案した。
「トイレにしてもアプリを調べれば分かる。今って情報の社会なので、自分で情報を取りに行くという努力を万博以外にも、もうちょっとわれわれがしないといけないのではないかと感じます」と万博をより楽しむための心構えを伝えた。