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中国でトランプ大統領がミシン作業するAI画像がSNSで拡散、米中貿易戦争激化で 米紙報じる


米トランプ政権は中国からの輸入品に対する関税を145%まで引き上げ、中国も米国への報復関税を125%に設定しました。この貿易戦争の影響を受け、中国のSNSではAI生成のミームが拡散され、トランプ大統領が工場労働者として描かれるなどの動画や画像が広まっています。これらは、アメリカを揶揄し反米感情を煽っています。NIKEなどの米企業はアジアに製造拠点を持っており、関税引き上げにより製品価格への影響が懸念されています。

トランプ大統領=2025年4月7日(撮影・菅敏)

トランプ米政権が中国からの輸入品に対する追加関税を引き上げて合わせて145%になったことに対抗し、中国も米国からの輸入品の税率を125%にひきあげる報復関税を発表。米中の貿易戦争が激化する中、中国のSNSでは人工知能(AI)が生成したトランプ大統領が工場で働くミームや動画で米国をやゆし、貿易戦争をあおる動きが広まっているという。

米ニューヨーク・ポスト紙によると、トランプ大統領と米実業家で米政権の政府効率省(DOGE)を率いるイーロン・マスク氏、ヴァンス副大統領が、青いジャンプスーツの作業着を着て並んでナイキのスニーカーを組み立てるフェイク画像などが拡散されているという。ほかにも、トランプ大統領が縫製工場でミシン作業をする動画やヴァンス副大統領がiPhoneを組み立てる画像なども出回っている。

「メーク・アメリカ・グレイト・アゲイン(MAGA:米国を再び偉大な国にする)」のスローガンをもじって「メーク・アメリカ・ゴー・アウェー(アメリカよ、消えふせろ)」と描かれた赤いキャップを被るペンギンの画像などもあり、反米感情をあおるものも多い。

ベトナムに製造拠点のあるナイキなど米アパレルブランドの多くがアジアで製品を作っていることから関税の影響が指摘されており、iPhoneも同様に関税によって価格が大幅値上げされる可能性が取り沙汰されている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)

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