
NGT48の3期生、水津菜月(20)が11日、20歳の祈祷(きとう)を新潟県護国神社(新潟市)で受け、振り袖姿を披露した。
祈祷では「グループやスタッフさん、ファンの方々、家族の健康と幸せを願いました」と話した。そして「振り袖を着られると思っていなかったので、本当にうれしいです」と笑った。1月に同学年で同期の北村優羽(20)と4期生の吉原愛里衣(めりい、20)が祈祷を受けた時は、体調不良で休養中のため、出席できなかった。3月21日に復帰し、念願の晴れ着になった。
ジョイフル恵利イオン新潟青山店のレンタルで選んだ着物はクリーム色を基調にした淡い花柄。この日、お祝いを込めて大塚七海(24)がカメラマンを務め、北村も付き添った。「七海さんと優羽が来てくれると知って、泣きそうになりました」。13日の劇場公演では、ファンの前で振り袖姿を披露する。「待っていてくれた皆さんに喜んでもらいたい」と話した。
○…大塚が水津の振り袖姿をカメラに収めた。私物のデジカメを持参し、表情をリクエストしながらシャッターを切った。「今日はアイドルじゃなく、カメラマン。菜月の大切な日を撮ることができてよかった」。普段は公演後のメンバーの様子などを撮影している。「今回の経験で自信がついた」。グループ内には西潟茉莉奈(29)が部長の「カメラ部」があり、「優羽と一緒に入って、カメラ部で活動します」と宣言した。
○…北村は「菜月の成人のお祝いは絶対に行こうと思っていた」と、自分のことのように喜びながら付き添いを務めた。同期の同い年で、正規メンバー昇格も同時に果たした盟友。水津が休養している間も連絡を取っていた。この日の振り袖姿も「すごく似合っていた」と保護者目線。「2人でやりたいことがたくさんある」と今後一緒に活動することを楽しみにしていた。