
純烈が11日、千葉・森のホール21で全国ツアー「純烈コンサート2025」初日公演を開催した。今年3月をもって岩永洋昭(45)が卒業。3人体制となり初の全国ツアーとなる。
22年のNHK紅白歌合戦で歌唱した「プロポーズ」で3人体制をスタートさせた。リーダー酒井一圭(49)は「ありがたいよ、こうやって3人になった純烈の不幸をみんなが見に来てくれて」と冗談を飛ばしつつ、「でもうれしかった。3人になってペンライトの色を赤か緑か紫にせなあかんから、ブルーの小田井(涼平)さんとオレンジの岩永さんの票が俺に流れてきた。紫がいつもより多い」と笑いを誘った。
この日は「Tシャツとパーカー」「夢みた果実」「奇跡の恋の物語」など、17曲を歌唱。客席へ降りてファンと交流した際には「握手の時だけは6人がいいな」と笑ったが、昼夜2公演合わせて3000人のファンを楽しませた。
後上翔太(38)は「何度目になるかわかりませんけど、純烈にとって新たなスタート。メジャーデビューした時のお客さんがいなかったことを思い出すと、今日見えている光景は本当に幸せなこと。期待とか不安とかみなさんにもいろんな感情があると思いますけど、全部受け止めて、共有していけるように頑張っていきます」と語った。
白川裕二郎(48)は「3人で力を合わせて、4人目のメンバーであるみなさんに支えていただきながら自分たちも頑張っていきます」と述べた。
酒井は「デビューから15年、当時よりも俺らも客席も若くなくなっていく。健康センター時代、キャバレー時代もあって、紅白歌合戦や謝罪会見で僕らを知った方もいると思うけど、みんなで1個1個年を取っていくというのは僕は楽しいですよ。純烈は何人組になろうとも、これからもデビュー当時と変わらずアホ丸出しで、純烈らしさを失わずに頑張っていきますので、8年連続の紅白歌合戦を目指して頑張っていきます」と、3人で活動をしていくことをファンの前で誓った。