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大竹しのぶ「穏やかな言葉にある芯の強さ」主演舞台「華岡青洲の妻」のゆかりの地・和歌山訪問


女優の大竹しのぶが和歌山県紀の川市の華岡青洲ゆかりの地「青洲の里」を訪れ、舞台「華岡青洲の妻」のPRを行った。青洲は江戸時代に初めて全身麻酔を用いた手術を成功させた医師であり、その麻酔実験に母と妻を使った歴史が有吉佐和子の小説で描かれている。大竹は7月に南座でこの舞台が上演されるのを前に、作品の面白さと人間ドラマを紹介し、「どんな世代の人が見ても絶対におもしろい」と述べた。劇中、彼女は姑ではなく妻の加恵を演じることになったことに驚きつつも、役への意気込みを語った。

和歌山県紀の川市の和歌山県立高等看護学院の入学式にサプライズゲストとして登場した大竹しのぶ(撮影・松浦隆司)

女優大竹しのぶ(67)が11日、主演舞台「華岡青洲の妻」が、7月に京都・南座で上演されるのを前に、和歌山県紀の川市にある医聖・華岡青洲のゆかりの地「青洲の里」を訪れた。

青洲は江戸時代、世界で初めて全身麻酔による乳がん摘出手術に成功した外科医。麻酔薬完成のため、母と妻に人体実験を行った苦難の経緯を有吉佐和子が「華岡青洲の妻」として小説にした。

小説は青洲の業績を伝える内容ではなく、テーマは妻加恵(かえ)と母於継(おつぎ)のドロドロした嫁と姑(しゅうとめ)戦争。麻酔の実験台としてどちらが青洲の役に立つか命がけで争う。

加恵を演じる大竹は「姑さん役ではなく、加恵を演じることになりました」と笑わせ、年齢的に於継役だと思っていたというが「まさかの加恵だった」と明かした。

「青洲の里」にある住居兼病院・医学校だった春林軒を見学し、青洲、加恵の墓を墓参した大竹は「和歌山の風土の中で穏やかな言葉にある芯の強さをここにきて感じとることができた」と話した。

作品について「人間のおかしさと愚かさといとしさと、どんな世代の人が見ても絶対におもしろい」とPRした。

京都・南座(7月10~23日)、福岡・久留米シティプラザ(同26、27日)、東京・新橋演舞場(8月1~17日)で上演される。

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