starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

広瀬すず主演「遠い山なみの光」カンヌ映画祭ある視点部門出品「海街diary」以来10年ぶり


広瀬すず主演の日英合作映画『遠い山なみの光』が、第78回カンヌ映画祭の「ある視点部門」にノミネートされた。これは石川慶監督が初めてカンヌ映画祭に参加する作品で、ノーベル文学賞受賞者カズオ・イシグロ氏の1982年の長編デビュー作を映画化したものである。物語は1950年代の長崎と1980年代の英国を舞台に展開し、広瀬演じる主人公・悦子が、過去に出会った謎多き女性佐知子との夢について語る。二階堂ふみが佐知子役を演じている。撮影は前年度に終了し、石川監督とイシグロ氏にとっては特別な挑戦の場になった。

(C)『遠い山なみの光』製作委員会

世界3大映画祭の1つ、第78回カンヌ映画祭(5月13日開幕)のノミネートが10日、フランスで行われた会見で発表された。ある視点部門に、広瀬すず(26)主演の日英合作映画「遠い山なみの光」(石川慶監督、今夏公開)がノミネートされた。日本映画の同部門への出品は、24年の「ぼくのお日さま」(奥山大史監督)に続き2年連続。広瀬の出演作がカンヌ映画祭に出品されるのは、15年にコンペティション部門に出品された、是枝裕和監督(62)の「海街diary」以来10年ぶり2作目。広瀬と初共演の二階堂ふみ(30)は初となる。

「遠い山なみの光」は、ノーベル文学賞受賞作家カズオ・イシグロ氏(70)の、1982年(昭57)の長編デビュー作の映画化作品で、同氏が生まれた50年代の長崎と80年代の英国が舞台。広瀬が演じた主人公の悦子は、英国人の夫との間に生まれた娘ニキが、大学を中退し作家を目指そうと執筆のために自宅を訪れ、数日を共にする中で、最近よく見る長崎で暮らしていた頃に知り合った謎多き女性・佐知子と幼い娘の夢について語り始める物語。二階堂は、佐知子を演じた。撮影は24年9月に終了した。

石川慶監督(47)の作品がカンヌ映画祭に出品されるのは初めて。イシグロ氏も、1994年(平6)に米俳優クリント・イーストウッドやフランスの女優カトリーヌ・ドヌーブらと共にコンペティション部門の審査員を務めたが、出品者側として参加するのは初めて。

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    おすすめ
    1. 吉田羊が広瀬すず主演カンヌ映画祭出品作に出演 初めて全編ほぼ英語で演技「得難い体験でした」

    2. 映画の潮流を渋谷で観る カンヌ監督週間 in Tokio 2024 全作品レビュー

    3. 映画『石とシャーデンフロイデ』白磯大知監督・三村和敬・富田健太郎インタビュー「社会の中の“認識するポイント”が増えるといいなと思います」

    4. 快挙!早川千絵監督の新作が長編映画2作目で2作連続カンヌ映画祭出品「気が引き締まる思い」

    5. 「命を賭けて、世界に届けたい真実」映画完成までの激動の日々…『聖なるイチジクの種』監督インタビューが解禁

    6. 二宮和也喜び、川村元気監督から「カンヌ決まったぞ!最上級の驚きの電話」主演作が映画祭初出品

    7. 石田ひかり出演映画、カンヌ出品決まり観客祝福…なぜかアンジャ児島が「僕のファンだっけ?」

    8. 伊参スタジオ映画祭シナリオ大賞2022受賞作品 映画『生きているんだ友達なんだ』の制作応援プロジェクトを12月20日まで実施

    9. 広瀬すず・杉咲花・清原果耶、トリプル主演映画『片思い世界』公開!3ショット披露に反響“全員可愛過ぎます”“なんとかわいい3人”

    10. 『ココでのはなし』こささりょうま監督インタビュー「セリフ一つ一つに真剣に向き合っているからこそ」俳優・吉行和子の姿勢に感激

    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.