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ヘンリー王子が英国に緊急帰国でサプライズ出廷 滞在中の警察による警護を巡る審理で


ヘンリー王子が、英国滞在中の警護を巡る訴訟で英高等法院の決定に対する控訴審に出廷するため、緊急帰国しました。王子は、王室離脱後に警察による警護が適切に提供されないことに不満を抱いており、これが差別的脅威に直面する危険を増すと主張しています。英内務省の決定に異議を唱え、家族の安全を懸念する王子は、警護の不足が王族としての地位から退く要因ともなったと述べています。一方、メーガン妃は同行せず、国王チャールズとの再会も実現していません。王子の英国での滞在先は不明ですが、裁判の審理は9日も続行される予定です。

ヘンリー王子(2015年撮影)

英王室を2020年に離脱したヘンリー王子(40)が8日、英国に緊急帰国して英国滞在中の警察による警護を巡る審理にサプライズ出廷したことが分かった。王室を離脱したことで英国内に滞在中に警察による警護を受けられなくなったことを不服として英政府を訴えた王子は、英高等法院が政府の決定に違法性はないとの判断を下して王子の訴えを退けたことを不服として控訴していた。その控訴審が8日から始まり、王子は米カリフォルニア州モンテシートの自宅から単身でロンドンに向かったと米ピープル誌など複数のメディアが伝えている。

裁判で王子の弁護は、王子とその家族は人種差別に起因する可能性のある特別な脅威にさらされていると主張。警護が不十分なために上級王族から「退くことを余技なくされた」と述べ、警護を格下げした英内務省の決定に異議を唱え、王子に対する不当な冷遇だと非難した。

王子は、家族を英国に連れてくるのは危険だと感じており、父チャールズ国王が介入する可能性があると考えていると述べている。

王子は6日にロンドン入りしたと伝えられているが、がん治療中のチャールズ国王とは面会していないといい、国王ががんを患っていることを公表した直後の昨年2月に緊急帰国して対面して以来となる父息の再会は今回も実現しない見通しだと伝えられている。

一方で8日に新ポッドキャスト番組が開始したメーガン妃は今回も同行しておらず、王子の単身での帰国となった。英国での滞在拠点を失った王子がどこに滞在しているのかは不明だが、9日にも審理が行われると伝えられている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)

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