
フジテレビの竹俣紅アナウンサー(26)は2日夜に放送されたBSフジ「プライムニュース」(月~金曜午後8時)に生出演。中居正広氏と女性のトラブルをめぐり表面化した同局の一連の問題について、3月31日に第三者委員会が公表した調査報告書の内容に言及する中で、被害に遭った元同局アナウンサーAさんへの思いを口にした。
調査報告書は394ページに及ぶ膨大な内容で、その中で中居氏とAさんのトラブルについて「『業務の延長線上』における性暴力であったと認められる」と認定。トラブル後の中居氏とフジテレビ社員B氏の詳細なやりとりに触れたほか、フジテレビの企業体質に対する厳しい見解が重ねて示され、「全社的にハラスメント被害がまん延していた」と指摘。会見した竹内朗弁護士は「社内のセクハラに非常に寛容な企業体質があった」とも述べ、企業体質の土壌にあらためて厳しい目が向けられた。
同番組のキャスターを務めてきた反町理氏(60)に関しても、類似案件として過去の女性社員への言動がハラスメントと認定され、反町氏は同31日以降、出演を見合わせている。
この日も、3月31日に続いてフリーアナウンサー長野美郷(38)と竹俣アナのコンビで番組を進行。専門家をゲストに、第三者委員会による調査報告書の内容を検証した。
報告書の内容について問われた竹俣アナは「週刊誌に書かれていたような会が本当に開かれていたことに、衝撃を受けました。何よりも、自分の同僚がこんなにも苦しい時間を過ごしてきていたと知って本当に心が痛い、悲しい気持ちになりました」と、かつて同僚だったAさんへの思いを沈痛な表情で語った。
その上で「被害者がいる事案であることを把握しておきながら、加害者の方を大事にしているかのような対応が多数、指摘されたこの会社で、そして私もこの組織を構成する1人であるということに葛藤しながら、今は日々、番組に真摯(しんし)に向き合って、日々、取り組んでいきたいと思っています」と、フジテレビに対する思いも、言葉を選びながら口にした。