
中居正広氏の女性トラブルに端を発した一連の報道を受け、第三者委員会の調査結果が今日31日、公表される。調査報告会見は午後5時から行われ、委員長の竹内朗氏、委員の五味祐子氏と山口利昭氏が出席する。それを受けて、フジテレビと親会社のフジ・メディア・ホールディングスも、同局の清水賢治社長(64)が出席する形で同7時から会見を行う。
以下はこれまでの経緯。
▼昨年12月19日 週刊誌「女性セブン」が中居氏の女性トラブルについて報道
▼同25日 週刊文春が同トラブルにフジテレビ幹部が関与していたと報道
▼同27日 フジテレビが週刊誌報道について社員の関与はなかったとコメント
▼1月7日 日本テレビ系「ザ!世界仰天ニュース 新春4時間スペシャル」が中居氏の出演シーンをカットして放送
▼8日 フジテレビ系「だれかtoなかい」ニッポン放送「中居正広 ON&ON AIR」の放送休止を発表。TBS系「THE MC3」も番組表から削除し、地上波やラジオの全レギュラー番組が放送休止や差し替えとなる
▼9日 中居氏が公式サイトで一連のトラブルについて謝罪。トラブルは事実と認める
▼15日 米投資ファンドのダルトン・インベストメンツが、FMHに対し書簡で「激怒」。第三者委員会の設置を要求。日本テレビが「ザ!世界仰天ニュース」の中居氏の降板を発表。週刊文春が、複数のフジテレビ局員が同様のトラブル被害にあったと報道
▼17日 フジテレビ港浩一前社長らが1度目の会見を実施。翌日以降、広告出稿を取りやめるスポンサーが相次ぐ
▼22日 中居氏のMC番組の出演が全消滅
▼23日 中居氏が芸能界引退を発表。フジが第三者委員会を設置
▼27日 フジが2度目の会見を実施。嘉納修治前会長、港浩一前社長が辞任を発表。新社長に清水賢治氏が就任。191媒体、437人が参加し、終了までに10時間23分を要する異例の長丁場に
▼28日 遠藤龍之介副会長が第三者委員会の報告書が提出される3月末をめどに辞任する意向を示す
▼30日 経営刷新小委員会の設置、社内の若手を中心とした再発防止、局の再生を目指すプロジェクト発足を発表
▼2月7日 「再生・改革プロジェクト本部」を設置
▼21日 FNS27時間テレビ2025の放送見送りを発表
▼27日 日本女子プロゴルフ協会がフジサンケイレディースクラシック中止を発表。日枝氏が経営諮問委員会の委員を辞任
▼3月27日 新経営体制を発表。日枝久氏が取締相談役を退任