
フリーアナウンサー古舘伊知郎(70)が22日、テレビ朝日系「朝だ! 生です旅サラダ」(土曜午前8時)に出演。プロレス中継でかかわった、故アントニオ猪木さんとの“初対面”を振り返った。
スタジオゲストの古舘は、熊本の旅のロケにも勝俣州和(60)と出演。猪木さんがたびたび訪れ、プロレスラーの聖地となっているビアホールの91歳のマスターを訪ねた。
古舘は、いつも猪木さんが座っていた“指定席”に案内された。店内には猪木さんをはじめとするプロレスグッズがひしめき、プロレス好きの勝俣から「古館さん、ほら、新日の旗揚げのときのチケット」と、壁に貼られていた、1972年3月に東京・大田区体育館で団体としての初興行のチケットを示された。
勝俣が「黄色いパンツだったんですか、猪木さん」と大声で驚くと、古舘は「オレが小学生の時、初めて後楽園ホールに行って、花道を…暗がりを黄色いモンシロチョウみたいなのが舞ってきていると思ったら、猪木さんのショートタイツだった。はっきり覚えている。初めて(猪木を)目の当たりにしたときだから」と黄色いパンツ時代の猪木さんに思いをはせた。
勝俣は「そうですね…(猪木は)黒っていうイメージですからね」と見慣れない黄色コスチュームに驚いていた。
同店は猪木が29歳でマスター38歳のときに初めて会ってから意気投合して、以来、熊本で巡業などがあると必ず猪木が顔を出していたと紹介された。