
米大リーグ機構は21日(日本時間22日)、カブス-ドジャースの開幕シリーズの興行結果を公表した。視聴者数、物販、イベント来場者などで、MLB史上最高を記録した
日本での試合中継視聴者数は、開幕戦がすべての視聴方法を合計して平均2500万人以上で、過去最多だった24年の韓国開幕戦(ドジャース-パドレス)の1870万人を上回った。第2戦は平均2300万人で史上2位となった。ドジャース-巨人のプレシーズンゲームは1800万人、ドジャース-阪神は1230万人だった。開幕戦は米ロサンゼルスでは午前3時10分開始だったが、FOXで平均83万8000人が視聴し、アジア開催の開幕戦では史上最多となった。
グッズ販売は、MLBが開催するイベント、海外開催試合やオールスターも含め、史上最多の売り上げとなった。グッズ販売は20日に、製造などを手がけるファナティクス社が4000万ドル(約60億円)と発表していた。最高人気商品は、東京シリーズのパッチが付いたドジャース大谷翔平投手(31)のユニホームだった。
東京スカイツリーで行われたファンフェストには45万人が来場し、MLBのファンイベントとしては史上最多動員だった。東京シリーズのスポンサーは23社で、総収益は24年韓国シリーズの240%増だった。