落語家の立川志らくが17日、TBS系「ひるおび」（月～金曜午前10時25分）に出演。石破茂首相が自民党の当選1回の衆院議員15人の事務所に1人10万円の商品券を配布し、返却されていた件について、ぶった切った。
石破首相は「ご理解を得られるには努力が必要。ポケットマネーで用意した。違法性はない。政治活動には当たらない」と弁明している。「ハンカチでも買ってという意味」とも説明していた。
これに対し、志らくは「なぜ、最初に分からなかったのかということですよ。こういうことやったらやばいってことがなんで分かんないんだろう。情けないですよね」とコメント。
「新人議員の家族をねぎらってくれって。今、国民はそれどころじゃない。国民をねぎらえってみんな思っているわけですよ。それに『ハンカチとかお菓子とか買って』と言うところに、後ろめたさがあるわけですよ。大したお金じゃないんですよという後ろめたさが見えてくるし。私が若手落語家にお土産あげて突っ返されたら怒りますよ。それとは違う。新人議員の方が分かっている。このセンスの無さが、法に触れているか触れていない以上に、総理の信頼を失う問題だと思います」と、手法のまずさ、常識のなさを批判していた。
