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四国遍路道で最古の「かも道」に看板設置 展望や見どころを解説


徳島県阿南市にある四国遍路道の最古とされる「かも道」に、新たに展望を解説する看板や弘法大師座像の説明看板が設置されました。かも道は未舗装の古道で、二十番札所「鶴林寺」から二十一番札所「太龍寺」へと繋がり、江戸時代初期まで使われていました。道しるべには1365年と刻まれており、四国最古の遍路道とされています。地元のガイドグループ「加茂谷へんろ道の会」は、特に和歌山や淡路島が見える絶景ポイントとして、多くの人々にこの道の歴史と景色を楽しんでほしいと述べています。

 四国遍路道のうち最古とされる徳島県阿南市の「かも道」(全長約5キロ)で、展望を解説する看板や弘法大師座像を説明する看板の計4枚が新設された。

 かも道は、二十番札所の「鶴林寺(かくりんじ)」(同県勝浦町)から二十一番札所の「太龍寺(たいりゅうじ)」(阿南市)に向かう未舗装の古道。弘法大師・空海も歩いたとされており、江戸時代初期まで使われていた。

 道中に21基ある道しるべの丁石に「貞治4(1365)年」と刻まれていることから、地元のガイドグループ「加茂谷へんろ道の会」(横井知昭会長)が「四国で最古の遍路道」と紹介している。

 3月9日に同会が「一宿寺(いっしゅくじ)」(同市加茂町宿居谷)近くの「かも道」入り口から1・5キロ登った標高340メートルの石灰岩採掘場に、東、南、北の各方向の展望を解説した写真看板を計3枚設置。かも道の象徴である弘法大師・空海座像の説明看板も1枚設置した。

 同会の横井会長は「和歌山や淡路島が見える絶景ポイントなので、遍路古道を歩く楽しみの一つとして多くの人に見てほしい」と話している。【山本芳博】

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