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山口馬木也と安田淳一監督男泣き 作品賞と主演男優賞2冠「侍タイムスリッパー」/ブルーリボン賞


第67回ブルーリボン賞の授賞式が東京で開催され、映画『侍タイムスリッパー』が作品賞と主演男優賞の2冠に輝きました。主演男優賞を受賞した山口馬木也は感極まり、涙を見せました。彼の受賞がアナウンスされると、共に作品を手がけた監督の安田淳一も涙を流し、人々の心を動かしました。山口は授賞式で稀有な経験と支えてくれた観客に感謝の意を述べ、再び涙を流しました。この感動的な瞬間は、来場していた女性観客までも泣かせ、会場全体を感動で包みました。ブルーリボン賞は1950年に創設され、記者が選出する権威ある映画賞で、副賞は万年筆が贈られます。

主演男優賞を受賞して感極まる山口馬木也(撮影・丹羽敏通)

<ブルーリボン賞>

第67回ブルーリボン賞(主催・東京映画記者会=日刊スポーツなど在京スポーツ7紙の映画担当記者で構成)の授賞式が12日、東京・イイノホールで行われた。

   ◇   ◇   ◇

作品賞と主演男優賞の2冠に輝いた「侍タイムスリッパー」の山口馬木也(51)と安田淳一監督(57)の“男の中の男泣き”が女性の観客を泣かせた。吉永から「主演男優賞は山口馬木也さんです」とアナウンスされた途端、山口の隣にいた同監督の涙腺が崩壊。手で何度拭っても、涙が止まらない。山口は「僕の名前が呼ばれた瞬間、監督が号泣。人生初主演の、この映画に参加してから奇跡の連続。何より感謝申し上げたいのは、支えてくれたお客さま」と言い、涙した。

授賞式の最後に安田監督が登壇すると、山口も再び中央に招かれた。「低予算と言うけれど、監督の思いやりと心意気を常に感じた。人生で出会えたことが信じられない。ぜひ、またご一緒できるように」と感謝し再び涙。2人が涙する姿に、1列目から後方へと、ドミノを倒すように順々に女性の観客が涙を流し、場内は感動に包まれた。【村上幸将】

◆ブルーリボン賞 1950年(昭25)創設。「青空のもとで取材した記者が選出する賞」が名前の由来。当初は一般紙が主催していたが61年に脱退し、67~74年の中断を経て、東京映画記者会主催で75年に再開。ペンが記者の象徴であることから、副賞は万年筆。

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