俳優織田裕二（57）が3日夜に放送されたTBS系「マツコの知らない世界 新春SP」（3日午後9時15分）に登場し、詳しすぎる陸上競技に関する知識を惜しげもなく披露した。
織田が出演した特集のテーマは「マツコの知らないスーパーアスリートの世界」。織田は、TBS系で放送されている陸上の世界選手権のメインキャスターを1997年のアテネ大会から13大会連続で務め、熱すぎる解説で知られた。22年オレゴン大会をもってメインキャスターは卒業したが、今年9月に東京で行われる世界陸上（9月13～21日）のスペシャルアンバサダーに就任することが、昨年10月に発表されている。
MCのマツコ・デラックスは、織田がスタジオに登場するや「ちょっとおー、ユージ・オダ！ みんな、ユージ・オダだよ。うわー」と興奮気味に迎え、握手をすると「いやあん」と照れる場面も。2人は初対面で、織田は「初めまして。あけましておめでとうございます」と応じた。
織田は「この番組に呼ばれたのは、ビックリして」と述べ、マツコが「私も出て頂けるとは…」と述べると、「僕も呼ばれた時、これって面白い素人さんが出ている（番組だと）」と評した。マツコが「織田さんは面白い素人さんではないですけど…面白いですよ」と返すと、織田は「学生時代は浮いてました、確かに。でもこの世界に入ったら、いろんな方がいらっしゃる」と笑った。
マツコは「世界陸上がすごい好きだったけど、前回、気付いた。私は世界陸上ではなく、世界陸上の織田裕二を見ていたんだなと。競技と競技の間を見ていたことに気付いた」と、織田が世界陸上で果たしてきた役割を独自分析。「あれはもう、織田裕二の漫談を聞いているんです。ひとりしゃべり。そしてそれに完璧に合いの手を入れる、中井美穂。私たちはあの話芸をみていたんだと…」と振り返った。
織田は「アナウンサーの人は言えないじゃないですか。僕はもう、炎上する男なので、つい言い過ぎちゃった。でも生放送で…」とキャスター時代を振り返り、マツコは「世界陸上を、私は織田裕二と呼んでいましたから」と、熱い思いを吐露した。
