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【M-1】ヤーレンズ「じゃあ松本さん」不在松本人志イジる→今田耕司「家で見てると思います」


M-1グランプリ2024の決勝でヤーレンズが2番手として登場し、楢原真樹が昨年まで審査員を務めていたダウンタウン松本人志の不在をジョークとして利用し会場を湧かせた。このネタはスタジオの空気をかき混ぜ、実況を行っていた今田耕司も苦笑いで反応した。ヤーレンズは得点では825点と令和ロマンを上回れなかったが、ネタの独創性と松本不在に触れたその勇気で注目を集めた。出場した9組に加え、敗者復活戦で勝ち上がったマユリカを含む計10組が優勝を争った。審査員は漫才のプロから選ばれ、柴田英嗣、山内健司、若林正恭が新たに加わった。

ヤーレンズ楢原真樹(左)と出井隼之介(2024年撮影)

<M-1グランプリ2024>◇決勝◇22日◇テレビ朝日

2番手に登場したヤーレンズの楢原真樹(38)が昨年まで審査員を務めていたダウンタウン松本人志(61)の不在をイジった。

連覇を狙うトップバッター令和ロマンが850点の高得点を出した後の2番手で、825点に終わった。審査員が令和ロマンとの比較を口にする寸評が続いた。MCの今田耕司から「ヤーレンズ、どうですか」と聞かれた楢原は「じゃあ松本さん!」と不在の審査員に振るボケをかますと、スタジオがザワついた。苦笑いの今田は「家で見てると思います」とコメント。再び、スタジオがザワついた。

番組冒頭の審査員紹介パートでは、松本の不在には触れられてなかった。X(旧ツイッター)では「じゃあ、松本さん。ヤーレンズが思わぬ爪痕を残す形に。最終決戦へ、令和ロマン以外のあと2組にどこが残るかの争い」「令和ロマンうまいけどヤーレンズの『次松本さん』に一番吹いたヤバい」「ヤーレンズやっぱり好き 松本さんを言える強心臓」などと書き込まれていた。

第20回となる今回は過去最多の1万330組がエントリー。決勝に進出する9組はママタルト、令和ロマン、ジョックロック、真空ジェシカ、エバース、トム・ブラウン、ダイタク、ヤーレンズ、バッテリィズ。決勝当日直前に行われる敗者復活戦を勝ち抜いたマユリカを加えた計10組で20代目王者を争う。

「M-1グランプリ2024」の審査員は石田明(NON STYLE)、海原ともこ、柴田英嗣(アンタッチャブル)、哲夫(笑い飯)、博多大吉、塙宣之(ナイツ)、山内健司(かまいたち)、礼二(中川家)、若林正恭(オードリー)=50音順。柴田、山内、若林は初の決勝審査員。9人全員漫才師が審査員となった。

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