『呪術廻戦』第252話のあらすじ
特級呪術師の乙骨憂太が離脱し、フィジカルギフテッドの禪院真希が宿儺と戦うことに。
五感に優れた真希は、宿儺のかすかに聞こえる詠唱や見える術でかわし、上手く立ち回ります。
しかし、宿儺のことをよく知る裏梅は「宿儺はまだ本気を出していない」と言うのでした。
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『呪術廻戦』253話ストーリー
「最強の一級術師は誰?」という問いに、冥冥・七海建人・五条悟が「日下部篤也」と答え、場面は宿儺と真希の戦いに戻ります。
真希は宿儺の攻撃をかわしながら攻撃をしていきますが、「捌(はち)」の術を受けそうになり、ピンチになったところを猪野琢真と日下部に守られました。
体制を整えた真希がすぐさま戻り、このまま押し切ろうと宿儺への攻撃を休めません。
しかし、呪術を捨てた天与呪縛に宿儺は興味を持ち、真希との戦闘を楽しんでいて、「黒閃」を決められてしまいます。
飛ばされてしまった真希に、真希をかばい深手を追った猪野は戦えず、残ったのは日下部1人になってしまいました。
『呪術廻戦』253話ポイント
最強の一級術師は?
「最強の一級術師は誰?」という問いに、冥冥・七海・五条が「日下部」と答えますが、当の本人は「俺と宇佐美以外の誰か」と答えて場面が真希と宿儺の戦闘に戻りました。
宿儺の術が見えている真希はかわしていきますが、「捌」の術を受けそうになり、上手く避けることができません。
そこへ猪野琢真が助けに入り、猪野が「捌」の術を受けてやられてしまいます。
猪野が、七海の術式「十劃呪法(とおかくじゅほう)」を宿した呪具を持っていなかったことに疑問を持ち、猪野が囮であったことに気づきました。
七海の呪具は日下部が持っており、宿儺に攻撃を仕掛けましたが、バレていてあしらわれてしまいますが、体制を整えた真希がすぐさま宿儺のもとへ戻り、戦闘を再開します。
天与呪縛のフィジカルギフテッド
真希は離脱した乙骨が無事に助かっても、戦いが長引けば不利になることを予想し、このまま押し切ろうと攻撃の手を休めません。
一方宿儺は、五条・鹿紫雲一(かしもはじめ)・日車寛見・乙骨と呪術の才能がある者たちとの戦闘以上に、呪術を捨て去った天与呪縛を持つ真希にテンションが上っていました。
呪術ではなく肉体で戦う真希は、呪術を扱う者を「否定している存在」だと宿儺は考えます。
宿儺の「黒閃」
“呪術”と“肉体”のどちらが力として磨き上げるのに値するのか、この戦いで決まると宿儺は真希に宣言しました。
宿儺は刺された心臓部を治すことをやめて、戦いに集中することを決めたことに真希は驚きます。
宿儺は先ほどの宣言が自分自身で決まることを使命と捉え、ただ戦うだけでなく“使命”を持って戦うことに本気を出し始めた様子。
宿儺は真希に「黒閃」を決め、もろに受けたことで飛ばされてしまいました。
残された“最強”の一級術師
日下部は飛ばされた真希を見て動揺します。
猪野は真希をかばい戦える状況ではなく、虎杖悠仁も脹相もいません。
1人残された日下部は、「完全に勝ち目がないならさっさと撤退できてたのに……!」と、少しでも勝ち目がある戦いだったことを悔やみます。
だからといってここまできて逃げるわけにもいかず、“最強”の一級術師に名を挙げられていた日下部は、「俺が宿儺をやるのか?」と不安げに刀に手を添えました。
SNSの反応は?
Xでは、「まさかの日下部さん最強説w」「激闘の最中に真希さんが「憂太」呼びしてるの場違いなのは分かってるけどいいよね。2年ズの仲良さが垣間見えたからこそ頼む。乙骨先輩も真希さんも生きてお願いだから生きて」と、日下部が最強だったことや乙骨と真希の仲の良さに関する反応が寄せられましたよ。
また、「ビビりな様で実は冷静な判断力だし、解説・実況できるくらい戦闘経験や知識も豊富」「一方、真希さん相手に宿儺が呪術師代表として使命を」と、日下部が最強と言われた理由や宿儺が使命を感じたことに対する反応もありました。
『呪術廻戦』人外魔境新宿決戦編 第253話 まとめ
呪術を持たない真希と呪いの王・宿儺。
まったくの正反対な2人の戦いは、宿儺の言ったように「“呪術”と“肉体”のどちらが力として磨き上げるのに値するのか」が、決まる戦いでもありますね。
ただ真希は完全に呪力を捨て去って日が浅いので、どこまで対応できるのかが問題になってきます。
楽しそうに戦いはじめた宿儺に決められた「黒閃」を受けて、真希は無事なのか気になるところですね……
残された“最強”の一級術師・日下部がどうなるのか、そこも気になるところです!
次回は日下部と宿儺の戦いになるのか、真希が戻ってきて戦闘を再開するのか、どちらの展開も予想ができますがどうなるのでしょうか?
次回の『呪術廻戦』は、「週刊少年ジャンプ」2024年17号に掲載予定となっています。