歌舞伎俳優の市川猿之助(41)が9日、新橋演舞場で主演を務めるスーパー歌舞伎Ⅱ『ワンピース』公演中に左腕骨折の大ケガを負ったことを受け、同作の原作者・尾田栄一郎氏が10日、『ONEPIECE』の公式ツイッターを通して、コメントを発表した。
尾田氏は「誰が主役を務めても、面白さを保てる演目に成長すればこそ古典になれる。ONEPIECE歌舞伎は古典にしたいんだ。 と、今回猿之助さんは言っておられました」と、猿之助との会話を回想。続けて、「ONEPIECE歌舞伎はあらゆるキャラクターに見せ場があり、みんなで作り上げた舞台の面白さが揺らぐことはありません」と強調し、「そこはご心配なく、想像を超えてゆくONEPIECE歌舞伎をぜひお楽しみください」と、ファンに呼びかけた。
また、猿之助に対しては、「歌舞伎界の王になる男!一番悔しいのは本人かと存じます。しかし、とにかく今後の歌舞伎人生に響かないようしっかりと今、腕を治していただきたい」とエールを送った。