先日、日本テレビの「news every.」で、市來アナがニュースの中で「重用」を「じゅうよう」と読んだところ、すかさずメーンキャスターの藤井貴彦アナが「ちょうよう」とささやきました。すると市來アナはそれに従いましたが、ここからがあまり見たことの光景でした。藤井アナはその後、読みを調べたようで「”じゅうよう”は新しい読みで”ちょうよう”は古い読み方」と市來アナが間違っていなかったと謝罪しました。

生放送で自分の間違いを認め後輩に謝罪する人格者っぷりを見せた藤井アナ。その姿は清々しくむしろ好感さえ抱きます。
そう、しくじっても誠実な対応であればマイナスどころかプラスに転じることもあるんです。今回はそんな謝罪の場で炎上どころか好感度アップ、もしくはその後を見るとノーダメージだった例を紹介していきます。

原田龍二さん

原田さんといえば話題になったのが2019年春に発覚した「4WD不倫」。報道によると妻子ある身でありながらインスタのDMなどでファンとやりとりし親密に。この際、女性とは食事などには行かず4WDの愛車内でことを済ませていたと報じられました。すぐさま謝罪会見を開いた原田さんは神妙な面持ちで臨み記者の質問にもほぼ全てに回答。不倫した人数、逢瀬は車内、家族からの叱責などなどを話した原田さんでしたが記者から「性欲は強いのか?」と聞かれると真剣な表情のまま「強いですね」と答え会場笑わせていました。終始誠実な対応だった原田さん、また家庭崩壊もなく、さらに前年からバラエティー番組などで活躍し見せていた人柄などもあり、深刻な事態は免れました。直後は舞台の降板などがあったようですが、現在では以前と変わらない活躍をしています。

蛭子能収さん

ギャンブル好きとしても有名だった蛭子さんは1998年、雀荘で賭けマージャンをしていたところ警察に踏み込まれ御用。その後の釈明会見では正直すぎる発言が話題となりました。「賭け事はやめるか?」の質問には「公営ギャンブルは堂々とやります」と答えたり「(賭け事で)マージャンが一番面白い」と答えたり。謹慎については「したくないけどしなきゃならない」と発言。そして歴史に残る迷言、「(賭けマージャンを)二度としません。賭けてもいい」と言ったそうです。以後、実際に仕事を自粛しましたが、自粛が明けてからの活躍はみなさんが御存じの通り。もともと名うてのギャンブラーでウソがつけない人柄がにじみ出ており清々しいほど正直だったため、ひどくイメージが悪くなるということはなかった騒動でした。

狩野英孝さん

2017年、未成年女性との交際が報じられた狩野さんが釈明会見を開き話題になりました。ことの顛末をかいつまんで書くと22歳と告げられていた女性と交際しますが後に高校生だと判明。交際を解消しますがこれが写真誌にすっぱ抜かれてしまいました。狩野さんは報道の翌日すぐさまマスコミ対応。終始神妙な面持ちの狩野さんは真剣交際であったが相手の本当年齢は知らなかった、と釈明。最後まで彼の人柄が表れた会見でした。
記者が「女性が年齢詐称しているのを何で分かったのか?」との質問の答えは「野生の勘」。また「今回の騒動で(狩野さんの)お父様はなんと言っているか?」の質問の答えは「(自分の)お父さんは亡くなっているんで…」。そして女性の父親とも面会し謝罪をしたそうですが、激怒されるどころか娘が年齢を偽って申し訳ない、と逆に謝られたそう。さらに「相手の父親からどんな言葉をかけられたのか?」の問いに「ジャンルですか? 応援系です」と真剣に答えていました。この会見は迅速に対応し、誠意をもって答え、さらに彼のキャラクターもあり伝説の会見となりました。結局は4か月以上の謹慎処分を受けますが、現在ではかつての人気を超えるようにクセ歌やゲーム実況など活躍の幅を広げています。

今回紹介した、藤井アナ、原田さん、蛭子さん、狩野さん、いずれも根底にある憎めないキャラクターが深手を免れ、また会見(藤井アナの場合はその生放送内)に迅速に対応したことも功を奏しました。

そしてひとつ付け加えると狩野さんの会見では記者が非常にお下劣で品のない質問をしますが、どの角度にいる質問者に対してもひとりひとりに体ごと向き誠実に対応。同情も含めノーダメージ、好感度プラスになったように感じました。

情報提供元:マガジンサミット
記事名:「誠意と人柄で乗り切り好感度アップ!?清々しい謝罪をした人たち