全国のラーメンを食べ歩くラーメンミュージシャン、井手隊長です。ここ近年で冷凍ラーメンの進化がめざましい。その中でも筆者が最も注目しているシリーズのひとつが、キンレイから出ている冷凍麺。昨年発行の『週刊ポスト』(2022年12月9日号)の冷凍ラーメン特集でも、キンレイの商品が軒並み上位にランクインした。
今回紹介する新作は「カドヤ食堂 つけそば」だ。大阪・西長堀にある超人気店“カドヤ食堂”。キンレイでは「お水がいらない カドヤ食堂中華そば」が人気だが、今回はその「つけそば」が登場した。
パッケージを開けてまずは麺を袋のままレンジでチン。500Wで約7分、600Wで約6分でOKだ。その間にスープの袋をお湯で温めて解凍し、100ccのお湯で割って器に注いでおく。レンジでチンが終わったら、麺を最後水で締めて完成だ。
スープは醤油のキレと魚介の旨味が特徴。ムロアジの削りぶしやサバ節がしっかりと効いていて、程よい酸味も心地よい。
そしてなんといっても驚きは麺のクオリティだ。香り高くモチモチした食感で、まさにお店レベルの美味しさ。
なんと北海道産小麦「春よ恋」を100%使用している。麺量も300gとたっぷりで満足感もバッチリだ。
気になる価格だが、なんとイオンで198円で売っていた。値上げ値上げの流れの中で、これが200円で買えてしまうという驚き。この麺、はっきり言って脅威ともいえるクオリティだ。ぜひお試しあれ。
(執筆者: 井手隊長)