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バズ狙い撮影中インカメラに変顔大写し&出版報告が既読スルー…… 『ショートショートショートさん』作者の日常マンガが「あるある」ばかり



事務員として働きつつ小説を書いているショートさんこと五十嵐樹を中心に日々の心情の機微を描いている『ショートショートショートさん』(ビームコミックス)のタカノンノさん(@takanonnotakano)が、2020年11月23日に東京国際展示場(ビッグサイト)で開催された『COMITIA134』に合わせた日常マンガをTwitterで発表。どれもが「あるある」な話になっています。





「ネタグッズ買ったから写真上げてバズらせたい。このアングルか。いやこっちか」とはしゃいでいるうちに、誤ってインカメラのボタンに触れて切り替わってしまい、画面に顎が突き出た自分の顔が……。


「普段の生活の中で感じたモヤモヤ等を、他の人と共有したいと思いました。マンガの中では結構誇張しています。インカメラに写った顔以外は……」というタカさんによると、写真を撮るのは「全く得意ではありません。自撮りはやらないし、インカメラは起動していなくとも恐怖の対象です。マンガを描くための資料として自分でポーズした写真を撮ったりしますが、あまり見たくはないですね」とのこと。



貴重な休日。「やることやらなきゃ」と、買い物やマンガ描き、絵の練習、録画したアニメの消化、映画鑑賞、レンタルの返却、小説やマンガ、技法書を「読まなきゃ」、さらに運動も……と優先順位がわからなくなって、布団でニコニコの視聴済み動画を見て一日が過ぎ、「今日はもういいや」となっています。これはこれで、有意義な休日の過ごし方だと思われるのですが、当人からすると後からヘコむヤツですね……。



映画館で予告編がはじまり、「この夏…最高の恋がはじまる…!」というコピーに、「ちょ…ちょっと待って」「待たない(イケボ)」で壁ドンからのキス、「ずっと一緒にいたいよ」という女子に、「あなたもこんな恋がしたくなる……!」というナレーション。タイトルが出て、「死ね」と思うのでした。


同じようなシチュエーションで「別に“〇ね…”とまでは思っていませんよ!多分!」というタカさん。「これはキラキラした青春を送る映画全般に対する嫉妬・僻み、自分の過去に対する後悔の産物であり、特定の作品・ジャンルを貶す意図のものではありません」と強調します。



サークル仲間のLINEグループ。「本日入籍しました~!これからもよろしくお願いしま~す!!」という報告には「おめでとう」の嵐。一方で、「私のマンガが出版されることになりました~!!ワーイ」と送ると……。既読は増えるのですが、1時間経っても誰からもコメントがありません。


タカさんによると「友人とのグループラインに単行本発売の報告をして、しばらく反応がなかったのでイジケたことがありました。その後ちゃんと“おめでとう”とは言ってもらえましたよ!」とのこと。





現在単行本2巻が刊行されているタカさんの『ショートショートショートさん』。Twitterなどでは同人で小説を出して即売会にサークル参加する話が進行しているのですが、最新話ではちょっとした急展開が……!? 単行本を読むとさらに楽しめるので、気になった人はぜひチェックを。


※参考記事 「表現が大好き」「動揺してる顔の破壊力」 マンガ『ショートショートショートさん』夏の日常回に女の友情がつまっていた

https://otajo.jp/91261 [リンク]


※画像はTwitterより

https://twitter.com/takanonnotakano [リンク]


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