秋田県警察本部交通企画課のYouTubeチャンネルに2020年3月に投稿された「自転車の交通ルール」と題した動画が、あるTwitterユーザーにより「もはや才能だぞ」と紹介されて拡散。「ツッコミどころしかない」「一昔前のFlash動画を思い出す」などと話題を集めています。
自転車の交通ルール(YouTube)
https://www.youtube.com/watch?v=q9kw9AmEF-A [リンク]
秋田県警のキャラクター・まもるくんが友だちの家に雨の中に自転車で遊びに行くのですが、傘を差して片手運転。一方で町内の長老が雨で中止になったグランドゴルフ大会を残念がって、会場を見に行くことになります。
そして、鼻歌まじりに自転車を走らせていたまもるくんと、長老が衝突。ここで突然の爆発(!)。
長老は救急車に乗せられて運ばれていきます。ここで使われているキャラがまもるくんの他は『いやすとや』なところもシュールさを際立たせているように感じられます。
「天才すぎる」「センスしかない」という声や、「ちゃっちゃらちゃらっちゃ♪」という鼻歌に「中毒性がある」といった反応、さらには「それなりに動画作れる人があえてこうしたのでは?」という考察もなされていたこの動画。秋田県警察本部交通企画課に問い合わせたところ、「今日(10月19日)に再生数が伸びているとは聞いていました」といい、動画制作は「署員が行っています」と話します。
また、2019年の秋田県内での自転車による人身事故は176件で全体の1割を超えており、死亡者も3名出ているとして、「自転車マナーの啓発は常に必要」と強調します。
「自転車の交通ルール」のほかにも、「歩行者ファースト」「反射材の着用」と同じテイストの啓発動画を公開している秋田県警察本部交通企画課。「今後も動画を活用した啓発活動を検討していきたい」とのことなので、新作が期待できるのではないでしょうか。
※画像はYouTubeより
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