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『やんごとなき一族』突然のトンデモ展開に困惑の声「韓国ドラマか?」


 木曜ドラマ『やんごとなき一族』(フジテレビ系)の第10話が6月23日に放送された。

 第10話は、佐都(土屋太鳳・27)が深山家のリビングで無事に女の子を出産。その後、赤ちゃんとともに病院に移り、健太(松下洸平・35)、良恵(石野真子・61)らに囲まれ、幸せな時間を過ごし――というストーリーが描かれた。

 しかし、問題とのなっているのはその後の出来事。なんと健太が圭一(石橋凌・65)と話し合いをしていた拍子にもみ合いになり、頭を打ったことが原因で記憶喪失になるという展開となった。

「健太といえば、第8話で元婚約者かつ秘書の泉(佐々木希・34)から無理心中を迫られ、ビルの屋上から飛び降りたものの、後遺症なしで生還。この展開もトンデモでしたが、実はその時の事故が今回の記憶喪失に繋がったとのこと。忘れてしまったのは大学生以降の記憶で、もちろん佐都のことはすっかり忘れているというものでした」(芸能ライター)

 この展開にネット上からは「韓国ドラマか!?」「ベタ過ぎる…」「うわートンデモ展開すぎてちょっと無理」というブーイングが集まっていた。

 その後、佐都は健太の記憶を取り戻すためにふたりの思い出の場所を巡ったりしたものの、思い出す様子は皆無。最終的に、男の子が生まれやすくなるという薬を、授乳のために佐都が拒否したことを知った健太は、佐都に「この深山家を守っていくということの重大さをあなたは分かってないです」と説教する展開に。

 佐都は、子どもが女の子でも同じように可愛がる健太がもういないことを悟り、「私はあなたの妻じゃありません。今のあなたは私の知ってる健太じゃないですから」と宣言。佐都が深山家を自ら出て行った。

「ヒロインの一番の味方が最後の最後で大きな壁となって立ちはだかるというのも、どこか韓国ドラマ的。本作は兄嫁の美保子演じる松本若菜(38)のギャグ演技、いわゆる“松本劇場”が人気を博していましたが、第10話ではそれもほぼなし。ストーリー重視ではないネタドラマだったはずが、韓国ドラマをなぞったような安い展開が描かれてしまったことに、ガッカリしている視聴者は少なくないようです」(同)

 果たして最終回では、再びネタドラマ感を取り戻してくれるだろうか。

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