11月10日の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)で行われた、「関西人狼」にさまざまな反応が集まっている。
関西イメージのない隠れ関西出身芸能人を集めて関西弁でトークさせ、関西人のふりをしてトークしている偽関西人をあぶり出すという、「人狼」ならぬ「関西人狼」を行うこの企画。
出演したのは全部で8人で、そのうち3人いる偽関西人と思われる人物を一ターンずつ排除。偽関西人はお互いのことを知っており、関西人のふりをして本物の関西人の排除を目指す。それぞれが完全に駆逐できた方の勝ちというルールになっていた。
その中でまずもっとも怪しいとされたのが、お笑いトリオ・ダチョウ倶楽部の寺門ジモン(58)。初っ端から「寺門ジモンでございます」と語尾を上げて自己紹介したものの、フリーアナウンサーの大橋未歩(43)から「コテコテの関西弁過ぎません?」とツッコまれることに。
これに寺門は「言っとくけど、ワシ、若い関西弁やねん!」と主張し、「30年、40年経つと言葉も変わんねん」と話していたが、終始そのわざとらしい関西弁が疑われることになってしまい、出演者から「イントネーションおかしないですか?」「むっちゃ怪しい」と攻撃されてしまっていた。
結局、一晩目に追放されたのは寺門。しかし、実は寺門は兵庫県で本物の関西人ということが判明。とはいえ、その後は順調にニセ関西人が駆逐されることに。最終的には関西人の勝利となったが、寺門が関西人であることは出演者の間でも驚きの声を多く集めていた。
しかし、この日の放送に視聴者からは、「企画倒れじゃない?」「大体お互いの出身地とか把握してそうだけど……」「芸能人同士だから出身地とか知ってるんじゃね?」「なんかガッカリだな、この企画」という声が集まってしまった。
「芸能人の場合はテレビやイベントなどで出身地のPRをすることもあり、芸能人同士でも出身地を把握していてもおかしくないはず。寺門の場合、本当に関西イメージがないことからもっとも視聴者も盛り上がっていましたが、それだけにその後の展開は蛇足程度となってしまうことに。そのため、『企画倒れ』という指摘も上がってしまったようです」(芸能ライター)
出身地をネタにトークすることも多い芸能人。この企画の続編はなかなか難しいかもしれない。