5月4日に放送された『マツコの知らない世界』(TBS系)で、MCのマツコ・デラックス(48)が見せた優しさに、称賛の声が上がっている。

 この日、後半のテーマは『鯉のぼりの世界』。現在、日本では衰退しつつある鯉のぼりの文化を伝えるために、120旈(りゅう)もの鯉のぼりをコレクションしているという案内人・荒野麟太郎(19)さんが登場した。幼い頃、高くあげられた鯉のぼりに魅せられたという荒野さんは、今でも素晴らしい鯉のぼりを目にするとわざわざそのお宅を訪ねて「鯉のぼりを見せてほしい」と頼んでいると語る。しかし、近年の住宅事情にそぐわず、田舎でも見栄の張り合いになってしまうなどの理由から敬遠されている鯉のぼり文化を憂いていた。

 さらに荒野さんは「童謡の鯉のぼりの歌詞に母親が出てこないのは、母を休ませてるから。こどもの日は子どもの成長だけではなくて、母に感謝する日でもある」と静かに語る。実はまだ19歳である荒野さんだが、日本古来の文化である鯉のぼりの衰退を静かに嘆きつつ、熱く鯉のぼりへの想いを語り、19歳とは思えない落ち着きぶりを見せた。そんな荒野さんの気持ちを、マツコ自身もしかと受け止める。そして、「あたしが億万長者になったら5月は庭にこれみよがしに鯉のぼりをあげてやりますよ。その他の月はポールダンスに使うけど…」とオチを交えつつ、荒野さんを励ますのだった。

 笑いを取り入れつつも、さりげなく荒野さんを気遣うマツコの優しさや、荒野さんの真剣さに心を打たれた視聴者は多かったようで「マツコの知らない世界に出てる鯉のぼり男子、話し方がとても大人で説明もわかりやすく、君、人間何回目…?って感じだし、橋本弥喜智商店の手描き鯉のぼりへの想いが凄く伝わってきて少し泣いてしまった」「鯉のぼりに何の想いもなかったが、マツコの知らない世界で鯉のぼりに対する愛を語っている姿にもらい泣きをした」「今日のマツコの知らない世界、鯉のぼりの荒野麟太郎さん、久々大当たりのゲストさんだったなあ。感動しちゃった。19歳なのに消えゆく文化を語る言葉が重い。内容も充実」など、絶賛の声が上がっていた。

「まだ19歳であるにも関わらず、しっかりした荒野さんと、それをあたたかく見守るマツコの関係にほっこりした視聴者が多かったようです」(芸能ライター)

 こどもの日直前の放送回とあって、鯉のぼりに興味を持ったという人も多く、実りのある回となったようだ。

情報提供元 : Daily News Online
記事名:「 『マツコの知らない世界』鯉のぼり特集の空気感に「神回すぎる」の声