9月24日の『スッキリ』(日本テレビ系)では、今年6月に開設したブログ『主婦業9割削減を目指すブログ』が話題になっている唐仁原景子さん(40)が特集されたが、その内容が「まったく参考にならん!」と主婦から反感を買っている。
景子さんは、夫婦で経営する結婚相談所の仕事に加え、フリーランスで美容関係の仕事もしているというキャリアウーマン。プライベートでは3人の子育てをする母親でもある。昨年3人目を出産して以降は、1日のスケジュールが家事や子育てで埋まってしまうようになり、仕事との両立が難しいと感じていたところ、新型コロナの影響で休校も重なったことから本格的に主婦業を減らす取り組みをはじめたそうだ。
そこで主婦業を減らすための取り組みとして紹介されたのが「最新家電の購入」。およそ24万円を先行投資し、洗剤自動投入機能付きドラム式洗濯機、ロボット掃除機、ウォーターサーバー、コードレススティック型掃除機を購入したという。これによって、3割は主婦業が減ったとのこと。
さらに、大きな負担となっていた食事を工夫することで削減。これまでは「きちんと作る」という固定概念にとらわれていたというが、スーパーのお惣菜や冷凍食材を積極的に活用し、じゃがバターやとうもろこしなど素材を生かしたメニューも採用。これによって全体で6割程度は主婦業を減らすことができたと語った。
「しかし、今回紹介された内容は“家事テクニック”ではなく“お金”を使えば解決できることばかりだったため、視聴者からは『こんなの絶対無理』『結局お金かよ。お金に余裕がある人しかできないじゃん』『コロナで給料削減なのに家電なんか買えるか!』と不満が殺到することに。さらに、スタジオでは残り(3割)については、家事代行サービスを活用したり、夫や子供の家事協力を得て主婦業を減らしていきたいと考えているという内容が紹介されたが……。
ただ、いまだに夫や家族の協力を得られずに1人で主婦業をせざるを得ないという人も多くいるため『家族の協力が得られたらそもそも困ってない』『そんな当たり前のこと知ってるし、番組で紹介するほどでもない。全然参考にならない』という指摘もあがっていた」(芸能ライター)
MCの加藤浩次(51)は、「(家族の協力があれば)家電を新しく買う必要ないということですよね」「家電に頼るやり方なのか、みんなでやっていくのか。当然必要な家電というのは自分で買って、自分で選ぶべきで。誰かが進めたから買うべきものではないということですけど」とフォローしていたが、今回の特集は「参考にならない」と感じた主婦が多かったようであった。