9月2日の『バイキング』(フジテレビ系)で、MCの坂上忍(53)が咳込む場面がありネット上で「大丈夫?」との声があがったが、その対応については「咳エチケットできてない」「飛沫飛んでそう」と批判の声が噴出している。
「この日、番組で東京都がお酒を提供している店の営業時間短縮要請を解除したことや、大阪府が5人以上の飲み会自粛要請を解除したことを取り上げました。坂上は、腎細胞がんの手術を終えて今日から番組に復帰した、お笑いコンビ・おぎやはぎの小木博明(49)に『小木くんは、ほんと気をつけた方がいいんでしょ?』質問。これに小木が『僕は、なんせ“がん”ですからね』と返すと、思わず坂上は笑ってしまい『なに、笑ってるんですか?』と小木からツッコまれたのですが、このあと坂上が盛大に咳込む場面があったんです。
これ以前に、坂上が大きく咳をしていたこともありネット上では『咳してるけど大丈夫?』との声があがっていたのですが、このときの坂上は手で咳を遮るような仕草をしておりネット上からは『これは飛沫とんでるよ』『小木さんいるのに大丈夫なの?』『手で押さえるのはダメでしょ』と批判の声があがることになりました」(芸能ライター)
新型コロナウイルスが流行して以降、“咳エチケット”として手でくしゃみや咳を遮るのはNGとされている。これは、手にウイルスがついた状態でほかのものに触れるとウイルスを広げてしまう可能性があるためだ。
「“咳エチケット”については厚生労働省のページでもイラスト付きで詳しく解説されていますし、さまざまな番組でも取り上げられています。ツッコみに対し思わずむせてしまっただけかもしれませんが、この時期に“咳エチケット”を守れていないというのは意識が低すぎると言えるでしょう。それに、この日はがん治療から復帰したばかりの小木もおり、より気を付けなければいけない状態だったはずです。視聴者はこのような坂上の意識の低さに呆れていたようですね」(同)
決して咳をしてはいけないというわけではない。仮に咳が出そうな場合、感染を広げないためにどのように対処するのがベストなのか、もう一度しっかりと確認してほしいものだ。