6月7日発売の週刊誌「週刊文春」6月14日号（文藝春秋）にて、先日からネット上を騒がせているNEWS小山慶一郎と加藤シゲアキの“音声流出”騒動が取り上げられ、ファンの動揺が広がっている。
同日には、ジャニーズ事務所が、小山に「一定期間の活動を自粛」、加藤に「厳重注意・書面による反省」の処分を下すことを発表。小山はその日に放送された『news every.』（日本テレビ系）にて、今回の経緯を説明したとともに、「こうした振る舞いは、報道番組としてさまざまなニュースをお伝えし、時には厳しい意見も述べてきた『news every.』のキャスターとして不適切であることは、言うまでもありません」とコメント。活動自粛期間では、「今回のことを反省し、自分をしっかりと見つめ直す時間にしたいと考えております」と、2度頭を下げて謝罪の言葉を述べていた。
今回問題になっているのは、小山・加藤が未成年に飲酒を強要したという点。5月29日ごろからTwitter上で「飲んでない！」「飲み干せ！」と特定の女性を煽る小山の声が収録された音声が出回り、ここに同席していたのが加藤だったようだ。6月7日、ジャニーズ事務所から報道各社に送られたFAXの内容によると、「週刊誌に報じられている飲食店に当時19歳の女性が同席していたことが判明致しました」としながらも、小山・加藤は「当該女性から会話や携帯電話のメッセージ等において年齢を『20歳』であると告げられており、当日も、参加者の中に未成年者が含まれているとは認識しておりませんでした」とのこと。しかし、流出した音声からもわかるように、小山が複数の人物に飲酒を強く促していたことは重く受け止めているようで、ジャニーズ事務所はこの点から小山へ「活動自粛」という処分を下したようだ。
この騒動はマスコミ各社で大きく取り上げられ、ファンのみならず多くの人が知ることに。その影響もあってか、小山の実姉で「おうち料理研究家」として知られる“みきママ”こと藤原美樹にも、今回の騒動が飛び火している。
「週刊文春」の報道が出る前、6月6日に自身のインスタグラムを更新したみきママ。「ワンプレート中華ごはんで～す」という文章とともに、餃子やエビチリなどが並ぶ写真を投稿している。しかし、コメント欄を見てみると「みきママにも悪影響出るから弟どーにかして欲しい！ 何がキャスターだよ！ 不愉快極まりない！」「弟あり得ないね（笑）」「お前の弟サイアクだな！」といった心無い言葉がいくつも投稿されている。また、みきママは自身のブログに子どもの写真を何枚も投稿しているため、「お子さんたち大丈夫なの？ 学校で絶対からかわれるよね？」「今回の不祥事で子ども達は大丈夫ですか？ もう顔出しはやめた方が良いのでは？」と心配するみきママファンも少なくないようだ。
みきママへ批判の声が集まっていることについては、ジャニーズファンからも擁護の声が。ネット上では「みきママは関係ないのに……この件でみきママを叩くのは間違ってる」「みきママさん巻き込まれてかわいそう。彼女はなにも悪くない」という意見が。その一方で「お姉さんにも迷惑かけてるってこと、慶ちゃんにはちゃんとわかってほしい」「自分の軽率な行動で身内まで巻き込まれるなんて、考えてなかったんだろうな。自覚が足りないよね」と小山に反省を促す声も飛んでいる。
6月27日にはニューシングル「BLUE」のリリース、そして8月11日・12日にはデビュー15周年記念コンサート『NEWS STADIUM LIVE 2018 ～15th Anniversary～』を控えているNEWS。大切なアニバーサリーイヤーに大きな問題を起こしてしまった“リーダー”小山は、一体なにを思うのだろうか。
- 文・ジャニーズ研究会（じゃにーずけんきゅうかい）
- ※ジャニーズを愛する有志による記者集団。『ジャニーズ50年史』『完全保存版ジャニーズの歴史――光も影も45年』『ジャニーズに捧げるレクイエム』（鹿砦社）など多数の出版物を刊行。
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