Androidスマートフォンの情報を集めるAndroid AuthorityがHTC Taiwanの行った予告について伝えた。
VRInsideの読者にとっては「HTCといえばVive」のイメージが強いかもしれないが、HTCが作っているのはViveだけではない。今回予告された3月20日のタイミングでは、新型スマートフォン(HTC 11)が発表される可能性が高い。
HTC Taiwanの予告
HTC TaiwanはFacebookページに上のポストを掲載した。このポストに情報はほとんど無いが、3月20日に何かの驚きを与えてくれるようだ。
春の新製品発表というところだろうか。
一番ありそうなのは、HTCスマートフォンの新しいフラッグシップモデル「HTC 11」の発表だ。一つ前のモデルとなるHTC 10はほぼ一年前となる2016年の4月に発表されているため、その可能性は高い。この1年をかけてHTCが開発した最新モデルがもうすぐ姿を現すことになるだろう。
このHTC 11には、Qualcommの最新ハイエンドチップセットSnapdragon 835が採用される。2017年のAndroidスマートフォンを代表するフラッグシップモデルの一つとなるだろう。
HTCは自社のスマートフォン「U Ultra」を発売したばかりである。U Ultraは1月に発表され、店頭に並んだのはつい先月のことである。
ここで発表される新型スマートフォンは、U Ultraと同等以上の高い基本性能と独自の特色で消費者にアピールできるものになっているに違いない。U UltraかHTC 11、どちらかが相手の下位互換となって魅力を落としてしまうような製品開発の戦略は立てていないはずなので、それぞれの特徴が用意されているだろう。
HTCとVR
Android Authorityでは、HTCがVR分野で力を持っている企業であることにも触れている。
HTCが最近開発したデバイスといえばVive Trackerだ。Vive Trackerは開発者向けバージョンが3月27日に発売となっている。消費者向けの一般販売は年内とされているが、詳細な情報はまだ無い。
他にもHTCが開発中と言われているVR関連のデバイスは多い。発売から1年になるViveの新モデルは開発が進んでいるというが、ほとんど状況が明らかになっていない。
実は順調に開発が進められており、あるとき突然発表されることもあり得る。なにせVRヘッドセットというジャンル自体が1年前に登場したばかりであり、製品サイクルが見えないのだ。価格だけを見ればスマートフォンとそう変わらないので、1年程度のスパンで新製品が登場してもおかしくはない。
他にも、Vive Tracker以外の周辺機器やVRをワイヤレス化する技術などを開発していると言われている。
もう一つ噂があるのが、モバイルVRヘッドセットだ。もしHTCが独自のモバイルVRヘッドセットを開発しているなら、発表されるであろうHTC 11には対応しているだろう。開発状況によってはHTC 11と同時に発売も考えられる。
現時点で確かなのは3月20日という日付くらいものである。ヒントも無しで分からないことだらけの発表だが、来週にははっきりする。HTCの言う驚きを楽しみに来週を待とう。
参照元サイト名:Android Authority
URL:http://www.androidauthority.com/htc-announcement-march-20th-756881/
参照元サイト名:HTC TaiwanのFacebookページ
URL:https://www.facebook.com/HTCTaiwan/photos/a.166702686710956.33893.164709646910260/1278805075500706/?type=3
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