D2C企業の78.4%が自社ECサイトで離脱率50%超。高速化やUX改善など多様な対策を講じるも、34.5%が「効果を感じず」と嘆く実態が浮上しました。85.6%がLINE施策に再接客を期待!
離脱対策の分散からLINE再接客へシフト
今回の調査では、D2C企業のマーケ担当者111名中78.4%が自社サイトの平均離脱率が50%以上と回答し、うち10.8%は90%以上の深刻度でした。

離脱対策としては「ページ表示速度の高速化(61.3%)」「チャットボット設置」「UX/UI改善」「コンテンツ拡充」などが散見されるものの、施策が分散し、成果が見えにくい状況が続いています。

実施企業の34.5%が「施策を講じても成果を感じていない」と回答。主な要因は「施策がターゲットに合わない(52.6%)」「離脱原因の特定不足(39.5%)」「再アプローチの仕組み弱さ(39.5%)」でした。
そんな中、85.6%が次の離脱防止策にLINE活用を高く評価。即時性と双方向性を活かし、新規獲得から継続コミュニケーションまで再接客チャネルとして期待を寄せています。

一方で導入ハードルは「費用対効果への不安(51.4%)」と「予算確保(46.8%)」が最多。運用ノウハウや社内体制整備の課題も依然高く、次世代の再接客戦略には社内リソースの再分配が急務です。
詳しくは「DOTZ株式会社」まで。
レポート/DXマガジン編集部 海道