猫ちゃんの行動を見てみよう

Lario/shutterstock.com
ソファに座っているときや転がっているときに、猫ちゃんが体の上に乗ってきたり、くつろぎ始めたりしたらかわいいですよね。
猫ちゃんと一緒にリラックスタイムを過ごすのは、最高に幸せです。
猫ちゃんが乗ってくる場所は、頭だったり足だったりといろいろありますが、乗っている場所によって意味が違うのでしょうか?
猫ちゃんが好きな飼い主さんの体の場所と、その意味をまとめてみました。
また、大好きな飼い主さんにする行動も一緒にご紹介したいと思います。
猫ちゃんの様子を観察して、その心理を探ってみましょう。
好きな飼い主の体の場所
猫ちゃんが好む飼い主さんの体の場所をいくつか挙げてみたいと思います。
頭
ソファやベッドで転がっていると、頭に乗ってくることってありませんか?
びっくりしますし、「頭はやめて!」「ちょっと降りて欲しいな」って思っちゃいますよね。
ついつい起きあがって降ろしたりしますが、実は猫ちゃんもそれを狙っているのかもしれません。
頭に乗るときは、何か要求がある場合が多いです。
餌が欲しいとか、遊んでほしいとか、飼い主さんを起こすためにしているようです。
頭に乗ってくるときは、甘えているのではなく何かしてほしいことがあるんだと思います。
飼い主さんが起きたら、エサ入れの所に行って催促するとか、遊んでほしそうにするとか、何か要求があると思いますので、猫ちゃんの様子を観察してみてください。
肩

Africa Studio/shutterstock.com
ソファやイスに座っているとき、猫ちゃんが飼い主さんの肩に乗ることもありますね。
狭くて不安定な場所なのに、グラグラしながら乗っている姿はちょっと微笑ましいです。
猫はニガテな相手と目を合わせるのが好きではありません。
肩は飼い主さんと近くでアイコンタクトをとれる距離ですので、飼い主さんのことを近くで目を合わせてもイヤではない相手、信頼している相手と感じているんだと思います。
また、視界に入ろうとしているので、自分の存在に気付いて欲しかったり、かまってほしいのかもしれませんね。
パソコン操作中にキーボードの上に乗ってきたり、読んでいる雑誌の上に転がってきたりするのと同じ心理だと思います。
飼い主さんの注目を自分に向けて欲しいとき、遊んでほしいときに肩に乗ってきます。
お腹
お腹に乗ってくるのは、飼い主さんの体の中でも体温が高く、暖かいところだからでしょう。
フカフカしているので座りごこちもいいのかもしれませんね。
また、猫ちゃんが飼い主さんのことを独占したいときもお腹に乗ってきます。
猫ちゃんがお腹に乗っていると、飼い主さんも身動きがとりづらいですよね。
飼い主さんは他のところに行ったり、他の用事をすることができませんから、猫ちゃんと遊ぶしかなくなってしまいます。
自分だけに飼い主さんの関心を向けて欲しいときや、ちょっと寂しくおもっているとき、自分だけにかまってほしいときに、お腹に乗ってくることがあります。
そんな時は、飼い主さんも降参して、しっかり猫と遊んであげましょう。
背中

PHOTOCREO Michal Bednarek/shutterstock.com
うつ伏せで本を読んだりスマホを使っているときに、ドスッと背中に乗ってくることもありますよね。
結構な衝撃がありますし、ちょっとびっくりしちゃいます。
猫が背中に乗ってくるのは、「居心地がよさそう」「飼い主さんに動かないでほしい」からなんだそうです。
猫ちゃんは居心地の良さそうなところ、くつろげるスペースを探すのが大好きです。
背中はちょうどよい広さで、座り心地が良さそうに見えるのかもしれませんね。
飼い主さんがストレッチをしているときや、雑誌を読んでいる時など、自分以外のことに注目しているときに、かまってほしくて飛び乗ってくることもあるんだそうですよ。
太もも・お尻
太ももやお尻も、お腹と同じで最高に座り心地がいい場所です。
フカフカであったかい場所が大好きですから、飼い主さんの太ももやお尻に座れそうだと思ったら、すかさず乗りにきます。
猫も飼い主さんがせわしなく動いているよりも、のんびりしているほうが安心するものですから、毎日座ってまったりする時間をとるのもいいのではないでしょうか。
足
体の上に乗ってくるということは、飼い主さんのことを「良い人」と思っているからですが、顔から離れた足元の場合は、まだちょっと警戒心が残っているのかもしれませんね。
ベッドに入っては来るけど足元で寝ている場合や、ソファで寝転んでいるときも足元に乗ってくるという場合、「近くにいたい」けど「ちょっと距離を置こう」と思っているのかもしれませんね。
また、猫の性格的に、甘えん坊ではなくちょっと大人びた子なのかもしれませんね。
好きな飼い主さんにとる行動
飼い主さんの体の上で安心しているときに見せるしぐさ、行動をまとめてみました。体の上に乗っているとき、こんな行動をしていないか観察してみてください。
頭突き

Nailia Schwarz/shutterstock.com
なぜか猫ちゃんが頭突きしてくることってありませんか?
頭をスリスリしてくることもあります。
これって、飼い主さんへの愛情表現なんだそうです。
猫の頭には、自分の匂いを出す臭腺があります。
頭をこすりつけることで自分の匂いを付け、「自分のもの」とマーキングしています。
大事なもの、大好きなものにマーキングしますから、飼い主さんのことも大好きな人と思っているんでしょうね。
猫同士で頭を軽くぶつけあったり、子猫が親猫に頭をスリスリしている様子も見られます。
頭をコツンとぶつけたり、スリスリするのは、猫特有の「大好き」の表し方なんですね。
甘噛み
膝に乗っているときやお腹に乗っているとき、飼い主さんのことを甘噛みしてくるときってありませんか?
お腹が空いていたり、不満があるわけではなく、これも猫の愛情表現の一つなんです。
子猫は親猫に甘えるときに、親猫のことをかるく噛んでコミュニケーションをとることもあるんだそうです。
ミルクを飲むときと同じ気分になっているという説もあります。
飼い主さんの上で安心して、子猫のように甘えているのかもしれませんね。
痛くないのであれば、軽く噛まれても気にせず好きなようにさせてあげましょう。
フミフミ
猫特有の動作ですが、前足でフミフミしているときがありますよね。
飼い主さんの膝の上をフミフミしたり、腕をフミフミすることもあります。
これも子猫が親猫に甘えているときにする動作と同じで、甘えているときやリラックスしているときに見せる行動です。
何なのかな?と思っちゃいますが、飼い主さんを親のように思っていて、甘えている証拠です。
痛いわけでもありませんから、思う存分フミフミさせてあげましょう。
仰向けに転がる

Zaretska Olga/shutterstock.com
お腹の上で仰向けになっていたら、飼い主さんのことを完全に信頼して、安心しきっているということでしょう。
動物が一番襲われたくないのはお腹ですから、警戒している相手の前で仰向けになることはありません。
飼い主さんの上で、お腹を見せてくつろいでいたら、撫でて愛情を注いであげましょう。
ぼんやり見つめる
飼い主さんをぼんやりと見つめるのも、猫ちゃんの愛情表現の一つの方法です。
猫ちゃんの目線には大きく分けて2つの意味があります。
猫ちゃんが大きな目を開いて、じっと見つめてくるときは、警戒しているとき、好戦的なときです。
猫同士でも見つめ合っているときは、お互いにけん制し合っているときなんだそうです。
猫ちゃんから大きな目でじっと見つめられているときは、「ガンを飛ばされている」と解釈しましょう。
もう一つの場合、猫ちゃんがぼんやりとした目でこちらを見つめていたら、飼い主さんへの愛情のこもった視線だと解釈しましょう。
ぼんやりしていたり、目が細くなっているので、ウトウトしているようにも見えますが、飼い主さんへの好意を伝えています。
膝やお腹の上に乗って、ぼんやり飼い主さんを見つめていたら、猫ちゃんは「最高に幸せ」な状態なんでしょうね。
視線に答えようとこちらもじっと見返すと、猫ちゃんは「威嚇されている」とか「不安」に感じてしまいます。
怖がらせないように、猫ちゃんと同じように目を細めたり、ゆっくり瞬きをするなどしましょう。
まばたきしながら目線を合わせたり、目を細めて見てあげると、飼い主さんの好意も伝わります。
まとめ
猫ちゃんがどこに乗ってくるかで、そのときの心理がちょっと分かるかもしれませんね。頭に登ってくるときは、ちょっと強引にでも飼い主さんの関心を引きたいとき、要望を聞いてほしいときでしょう。お腹や膝の上に乗ってくるときは、甘えたいときなのかもしれません。
飼い主さんの上でお腹を見せていたら、安心しきっているということ、甘噛みしてくるときはちょっと甘えているということです。猫ちゃんがどこに登ってくるか、どんな行動をしているかで猫ちゃんの気持ちが分かります。猫ちゃんのサインを見逃さず、たっぷりと愛情表現をしてあげたいものですね。