猫が爪とぎをしたせいで壁紙が大変な事に!

Anastasia Kamysheva/shutterstock.com
どんなに猫好きの方でも、猫の壁や家具への爪とぎは悩みの種ですよね。
新しい家だったり賃貸マンションだったりすると、特にこの悩みは大きなものになるでしょう。
こんな状況を改善するための対策方法はないのでしょうか?
いくつか紹介したいと思います。
対策その1:猫が好きな爪とぎ器を用意しよう
一番大切なのは、猫が好きな爪とぎ器を用意することです。
猫の爪とぎには意味があって、マーキングの意味やストレッチ、ストレス発散などの意味があります。
ですから爪とぎという行為は必要なのです。
すぐに、爪とぎ器は用意してあげましょう。
床に置いたタイプの爪とぎ器が好きな猫もいれば、壁に掛けたタイプの爪とぎ器が好きな猫もいます。
爪とぎ器がそのままベッドになるタイプのものもあります。
ですから複数用意してあげるといいですね。
こうして好みの爪とぎ器がわかるでしょう。
爪とぎを始めたら、爪とぎ器の前に連れて行き、前足を置かせます。
対策その2:障害物を設置する
ここの壁紙では爪とぎしてほしくない。という場所に障害物を置いてみてはいかがですか?
猫が爪とぎするのには、ある程度のスペースが必要になるので、そこに障害物があれば爪とぎができなくなります。
観葉植物やラックを置くことができるでしょう。
誤って猫が食べてしまわないようにスズラン、ポインセチアといった有害物質を含む植物は置かないようにしましょう。
対策その3:壁紙を保護する
これらの対策をしたとしても、壁紙で爪とぎをやめないかもしれません。
そんなときは壁紙の方を保護するようにしましょう。
ワイヤーネットを壁紙にかけてみてはいかがですか?
100円均一でも売っているので、手軽に使えます。
また爪とぎ防止アイテムの一つに、爪とぎ防止シートというものがあります。
こういったシートを壁紙や柱に貼ることも効果的です。
対策その4:猫の爪を切る
猫が爪とぎをしなくてもいいように、定期的に爪を切ってあげましょう。
爪を切ってあげることで、爪とぎによる壁紙破壊が軽減されます。
そして他にも人間をひっかけて傷つけたとしても傷が浅くて済みますね。
猫自身もどこかに爪が引っかかって、怪我をするということを防止できます。
対策その5:爪とぎ防止スプレーを使う
爪とぎ防止アイテムの中には「爪とぎ防止スプレー」というものもあります。
猫が嫌いなにおいのスプレーです。
猫が嫌いなにおいには、みかんなどの柑橘系のにおいや酢、ココナッツの香りがあります。
こういったにおいがするスプレーを壁紙に吹き付けておくことで、その場所で爪とぎをしなくなります。
しかし猫が臭いに慣れてしまうと効果がなくなってしまうので、嫌がっている間に爪とぎできる場所を用意してあげることが必要です。
市販のスプレーでなくても、柑橘系や酢のにおいだったら、自分で作ることもできるかもしれません。
みかんのしぼり汁や酢を薄めたものを壁に吹き付けてもいいでしょう。
ただし濃度が濃いと人間にとってもにおいがきつかったり、壁紙にシミになったりする恐れもあるので注意してくださいね。
匂いをさせるということで、みかんの皮を置いておくだけでも効果はあるようです。
まとめ

Tony Campbell/shutterstock.com
猫は爪とぎをする必要のある動物です。
ですから、猫が爪とぎをしても大丈夫な爪とぎ器を用意することが大切です。
猫によってはどんなタイプの爪とぎ器が好きかわかりませんので、いろいろな種類のものを用意してあげるといいですね。
また気まぐれな猫のためにも、いろいろな場所に置いてあげるといいでしょう。
また爪とぎ防止グッズもいろいろあります。
いろいろ試してみてください。