- totally cute!
- you know, it’s a…
など、言っているのを聞いたことがありませんか?特に意味があるわけではないので、なぜ使うのだろう?と思うかもしれません。
実際、もし”totally”や”you know”などの単語を文章からとってしまえば、とてもシンプルでわかりやすい文章になるでしょう。では、なぜこのような単語をあえて使うのでしょうか?
英語ネイティブが使う”totally”などの単語や”you know”などのフレーズは「フィルターワーズ」=“filler words”(談話標識)と呼ばれており、英会話の中でかなりの頻度で使われています。
もしかしたらfiller Wordsを会話の中や映画、テレビの中で多く聞いているかも知れません。このFiller Wordsは会話に大きな影響を与える単語というわけではないのですが、会話でとても重要な言葉です。特に、アメリカン・イングリッシュでは重要です。
Filler wordsは英語を学んでいる人にはベストフレンドになるかもしれません。正しく使い、使用しすぎなければとてもいい言葉です。なので今回はFiller wordsを15個集めてみました。
これを使えばよりネイティブに聞こえますよ!
英会話をする時に大事なFiller Wordsって何?
Filler wordsとは話している際に沈黙を埋める為、使う単語やフレーズです。特に文章に埋めたところで価値を生むわけではないですが、残りの言おうとする文章と間を繋ぐ良い道具となっています。
Filler wordsの本当の名前は、”discourse markers(談話標識)”と言います。しかしFiller wordsがより使われています。
もしかしたらもうすでに、無意識にFiller wordsを使っている方はいるかもしれません。文章の中でどの言葉を使えば良いか考えつかなかった時、”umm”と言ったらそれは、考える時間を与え、沈黙を変な雰囲気にしないようにしています。
Filler wordsは特に文章の中で意味をもつ単語ではないので、使う必要はありません。このFiller wordsは脳に他のことを考える余裕を与える言葉です。
多くのFiller wordsはそれぞれ使うタイミングがあります。例えば、”Community”というショーで言っていた次の会話を見ると、ピアスさんがシャーリーさんにfiller wordsを使うことを止めた時
シャーリー: Okay. These brownies are, uh—(わかったわ。そのブラウニーは、あ~…)
ピアス: Uh!(あぁ!)
シャーリー: They, um—(それは、う~ん)
ピアス: Um!(う~ん!)
シャーリー: These brownies are delicious. They taste like–(そのブラウニーはすごくおいしいわ。味はその…)
ピアス: Like!(その!)
シャーリー: That’s not a filler word.(これはfiller wordじゃないわよ)
シャーリーの文章を終わらせる方法は、“They taste like heaven.(ブラウニーの味はまるで天国にいるようだったわ)”などでしょう。この例題の中では、 “like”はブラウニーと天国を比較するために使われており、Filler wordではありません。
Filler Wordsを英会話で使うタイミングとは?
Filler wordsはおしゃべりしている時に必要となります。何かを書いているときは必要としません。話している時は、何を言いたいのか少し時間が必要になる時もあるかもしれません。そんな時、Filler wordsを使うのです。
また、人々は決まったタイミングでfiller wordsを使います。例えば“like” “literally”または“believe me”など、インターネットでコメントを残したりチャットしたり、SNSに投稿したりする際にも書かれています。インターネットでの会話は実際の会話に近いので、このように使われることもあるのです。
Filler wordsを使われる理由は多くあります。
1.何を考えているのかを表現する。
どのような返答をするか考える必要がある時にfiller wordsを使います。例えば、
“I have basically… ten more years of college.”(私は実は…大学にあと10年います。)
2.述べようとすることを、耳障りにならないようにする。
もし友達が歯の間にブロッコリーが詰まっていたら、“You have something in your teeth(歯に何か詰まっているよ)”と伝えるでしょう。しかし彼を辱めるかもしれないので、より良くいう方法は、
“Well, you have, um, you have a little something in your teeth.(ええっと、君の、う~ん、歯に何か少し詰まっているよ)”
3.述べようとすることをやさしめに、または強めにする。
filler wordsは文章内に加えるものではないですが、filler wordsは文章のトーンや文章の雰囲気を変えることができます。どのように変わってくるのか、みてみましょう。
“I think pugs are cute(パグは可愛いと思う)” これは普通の文章ですが、
“Actually, I think pugs are cute(実は私、パグは可愛いと思っているの。)”この文章は、賛成しない人はいるけども、その逆の意見を言っていることを現しています。
4.時間を稼ぐ
時間を稼ぐということは何かを試したり、その何かに時間をさらに費やすことです。Filler wordsは、質問にどう返答していいか困っている時、また答えたくない時、すばらしい時間を費やす道具です。例えば、もし先生が宿題はどこですか?と質問した場合、答えは多分このようになるでしょう。
“Uhh. Umm. Well, you see.. My dog ate it.(あぁ、う~ん、ええっと、ほら…犬がたべちゃいました。)”
なぜFiller Wordsを使うのか?
英語のネイティブスピーカーとして誰かを思った時に、多分止まることなく完璧に、彼らは話していると思うでしょう。実はネイティブスピーカーでさえ、Filler wordsを使っているのです。Filler wordsは自然と英語を話しているように聞こえる重要な単語なのです。
どのように答えたら良いか不確かなこと、またはどんな言葉を言うか忘れてしまった時に、止まったり考えたりすることは自然のことです。
すべての言語はそれぞれのFiller wordsを持っています。英語のFiller wordsを学ぶことは、よりネイティブに聞こえるようにしてくれるのです。
ほどよくFiller Wordsを使うには。
Filler wordsを使いすぎるのは、ネイティブには聞こえません。使いすぎるのはやめましょう。
ある人々はすべてのfiller wordsは良くないと考える人もいます。できるだけ少なく使った方がよいでしょう。英語を学んでいる人にはとても使いやすく、よりネイティブに、より自信をつけてくれるものではあります。なのでfiller wordsを文章の中に少し取り込むことは良いアイデアかと思います。
もし使いすぎていたら、自分の単語量を増やすか、話す早さを抑えるかにしたほうが良さそうです。
それではそれらを踏まえて、アメリカ英語でよく使われるFiller wordsとフレーズをご紹介していきましょう。
知っておくべき!よく使われる15個のFiller words。
1. Well
“Well”は様々な方法で使えます。これは考えていることを表現する時に使えます。
“Well, I guess $20 is a good price for a pair of jeans.(う~ん、私はジーンズに20ドルは安いと思うわ)”
または、文章に一呼吸いれるのにも使われます。
“The apples and cinnamon go together like, well, apples and cinnamon.(リンゴとシナモンが一緒に使われることはまるで、ええっと、リンゴとシナモンだ)”
また時間稼ぎにも使えます。
“Well… fine, you can borrow my car.(ええっと…わかった、車借りてもいいよ)”
2. Um/er/uh
“Um,” “er”や“uh”は返答を持っていなかったり、返答したくない時など、ためらう時に使われます。
“Um, er, I uh thought the project was due tomorrow, not today.
(う~ん、あぁ、私は…あぁ、そのプロジェクトは今日までじゃなくて明日までだと思ってたよ。)”
You can use any of the words at any time—they don’t all have to go together.
それぞれの単語はいつでも、一緒にくっつけずに使えます。
“Umm… I like the yellow dress better!(う~ん…私は黄色のドレスの方が好き!)”
3. Hmm
“Hmm”は考えている時の音で、考えていたり何かを決めようとしようとしていることを現しています。
“Hmm, I like the pink bag but I think I’ll buy the black one instead.(ふ~む、私はピンクのバッグが好きだけど、代わりに黒を買うわ)”
4. Like
“Like”はたまに確かではない時に使われます。
“My neighbor has like ten dogs.(私のご近所さんは、たしか10匹犬を買っているの)”
上の例題では、次にどんな言葉を使うか確かめる時間のために使っています。
“My friend was like, completely ready to like kick me out of the car if I didn’t stop using the word ‘like’.(僕の友達は、ええっと、もし”like”という言葉を使ったら、完全に僕の車から追い出す準備をしていたようだ。”
“like”というFiller wordはネガティブな表現ということを覚えていて下さい。この単語はよく若い女性に使われており、何を言いたいかわからない時のだという印象を与えてしまいます。
5. Actually/Basically/Seriously
“Actually,” “basically”や“seriously”はすべて副詞で行動を表しています。多くの副詞は”-ly”を単語の最後につけており、わかりやすくなっています。
この単語はfiller wordsとして、文章の表現の強さを変えるときに使われています。
例えば“actually”は、誰かが賛成していないけども、自分は正しいと思っていることを指す際に使います。
“Actually, pugs are really cute!(実は、パグは本当に可愛いと思うの!)”
“Basically”や“seriously”は少し違うように変化させます。“Basically”は何かを略する際に使います。“seriously”は自分の思いを強く見せるために言います。
“Basically, the last Batman movie was seriously exciting!(本当に、最後のバットマンの英語はまじで面白かった!)”
他の副詞もfiller wordsとして多く使われます。例えば“totally”や“literally”そして“clearly”などもあります。
- “literally”の意味は”それは本当に正しい”ということです。よりその文章をを強くさせます。
- “Totally” は“completely”と同じく、何かを強調する際に使います。
- “clearly”の意味はobviouslyと同じく、明らかに正しい時に使います。
これらの3つの単語は一緒には使いません。
6. You see
“You see”は聞き手が知らないことを前提に事実をシェアする際に使います。
“I was going to try the app, but you see, I ran out of space on my phone.
(このアプリを試してみたんだけど、見て、電話の容量なくなってきちゃった。)”
7. You know
“You know”は聞き手が知っている前提で、何かをシェアする時に使います。
“We stayed at that hotel, you know, the one down the street from Times Square.
(そのホテルに私たちは泊まってるの、わかるでしょ、あのタイムズスクエアから一つ前のストリートよ。)”
これは説明の代わりにも使えて、この場合はこちらが何が言いたいのか、聞き手が理解した時と感じる時に使います。
“When the elevator went down, I got that weird feeling in my ears, you know?(エレベーターがしたに行くとき、耳の中が変な感じがするの。わかるでしょ?)”
8. I mean
“I mean”ははっきりと、何かについての気持ちを強調する際に使います。
“I mean, he’s a great guy, I’m just not sure if he’s a good doctor.(つまり、彼は良い人なの。彼は良い医者になると思うわ)”
また、何か間違えて行ってしまったことを訂正する際にも使えます。
“The duck and the tiger were awesome but scary. I mean, the tiger was scary, not the duck.(そのアヒルと虎は素晴らしかったけど怖かったわ。ええっと、怖かったのは虎で、アヒルじゃないわ。)”
9. You know what I mean?
“You know what I mean?”は聞き手に自分が言ったことをわかっているか確認するために言います。
“I really like that girl, you know what I mean?(俺は彼女がすごい好きなんだ、わかる?)”
10. At the end of the day
“At the end of the day”は最後に、または結果として、というフレーズとして使います。
“At the end of the day, we’re all just humans, and we all make mistakes.(結果的に、私たち人間は皆間違えるさ。)”
11. Believe me
“Believe me”は自分が言ったことを聞き手に信じてもらいたい時に言います。
“Believe me, I didn’t want this tiny house, but it was the only one I could afford.
(信じて、私は小さい家は欲しくないの、でもこれが私が出来る限り作れる家なの。)”
また何かを言う時に強調する際に使えます。
“Believe me, this is the cheapest, tiniest house ever!
(そう、これは一番安くて、一番小さい家なんだ!)”
12. I guess/I suppose
“I guess”や“I suppose”は躊躇いや、言うことが不確かなことを表す際に使います。
“I was going to eat dinner at home, but I guess I can go eat at a restaurant instead.
(家で夕飯を食べようとしたんだけど、やっぱりレストランに食べにいけると思うんだ)”
“I guess”はスピーチの際により使い、“I suppose”はより賢く見せます。
13. Or something
“Or something”は文章内で最後に何か存在していない事を言う時に使います。
“The cake uses two sticks of butter and ten eggs, or something like that.
(そのケーキは2つのバターと10個の卵と…そんな感じのを使っているよ。)”
14. Okay/so
“Okay”や“so”はいつも文章の最初に使われ、新しいトピックを始めるサインとして使えます。
“So what are you doing next weekend?(じゃぁ、来週末は何するの?)”
または省略を紹介する際に使えます。
“Okay, so we’re going to need to buy supplies for our trip this weekend.(わかった、よし、今週末の旅行に必要な物を買いに行くよ。)”
15. Right/mhm/uh huh
“Right,” “mhm”や“uh huh”は断定的な返答で、すべてYESの意味を持ちます。
“Right, so let’s prepare a list of all the things we’ll need.(そうだね、じゃぁリストにある必要なものすべて用意しよう)”
“Uh huh, that’s exactly what he told me too.(そうだね、それは彼が僕に言ったことと確かに同じだ。)”
これで今から皆さんはFiller wordsのプロになれるでしょう!いくつかの単語やフレーズは意味が微妙な故に、正しく使うのは少し難しいです。しかしfiller wordsを使いこなせば、よりネイティブスピーカー聞こえるようになるでしょう!