ビジネスシーンにおいて、初対面の相手と英語で会話をするのは誰しも緊張するものです。相手の顔を見て直接話が出来るという点で、メールや電話でのやり取りよりもスムーズにこなせるメリットはありますが、ビジネスシーンにそぐわない、幼稚な言い回しを使ってしまうと、その後のビジネスに悪影響が出てしまうことも!
そこで、今回は、ビジネスシーンで初対面の相手に自己紹介する際に覚えておくと便利な、ネイティブにもなめられないプロフェッショナルな英語のフレーズを見ていきましょう。
英語で自己紹介するときのコツと表現フレーズまとめ
まずは相手の目をしっかり見て、笑顔でHello
何といっても、相手とかわす初めての言葉である挨拶は、自己紹介において最も大切部分です。相手の目をしっかり見て、笑顔で
Hello, nice to meet you. My name is Timmy.(こんにちは、初めまして。ティミーです。)
と挨拶を交わしましょう。日本人は最初の挨拶の部分でモジモジしてしまい、自信なさげに遠慮がちに挨拶をする人が多いのですが、これでは相手に弱弱しい印象を与えてしまいます。まずははっきりとした声で堂々と挨拶を交わしましょう。同時に向こうから握手を求められることも多いので、心の準備をしておくといいですよ。
勤め先や役職など、仕事に関することを伝える定番フレーズ
一通り挨拶は終われば、次は自分の勤めている会社や役職、仕事内容などについて相手に説明しましょう。その際、くどくど話さず、端的にまとめて伝えるのがポイントです。名前の後に下記のフレーズをスラスラ言えれば、自己紹介の印象がグッとアップします。
- My name is Timmy ~の後に続けて、from English Hacker.
(イングリッシュハッカーのティミーです) - I am a Managing Director/Senior Manager/Marketing Manager/CEO.
(取締役/シニアマネージャー/マーケティングマネージャー/最高責任者です。) - I work for / at English Hacker.
(イングリッシュハッカーに勤務しています。)
work forの代わりにwork atを使う場合もありますが、forがイングリッシュハッカーとの雇用関係を重視しているのに対し、atはイングリッシュハッカーの所在地に焦点を当てて話をしている意図になります。
また、働いている部署や業界を表す時はI’m in ~となります。
- I’m in human resources/accounting/general affairs/public relations/sales.
(人事部/会計部/総務部/広報/営業担当です) - I’m in education/advertising/hospitality.
(教育/広告/ホスピタリティー業界で働いています。)
Have been ~やhave worked~を取り入れて、勤続年数を伝えるのも◎です。
- I have been working for this company since last August.
(この会社には昨年の8月から勤務しています。) - I have worked as a senior manager for 5 years.
(シニアマネージャーになって5年目です。)
もっと幅広く自分の仕事内容を伝えたい場合
さらに掘り下げて、詳しく自分の仕事内容を伝えたい場合は、my responsibility, my dutyなどを使うと効果的です。
- My main responsibility is taking orders from customers.
(私の主な仕事は、顧客からの受注を取ることです。) - My daily tasks are various. Firstly, I have to consult potential clients to give them our services.
(私の毎日の職務は様々です。まず第一に、サービスを提供するために顧客と相談しなければなりません。)
自分の仕事内容をある程度説明することで話が広がり、相手との距離もグッと近づきやすくなりますよ。相手に伝えるために必要な単語や語彙は、普段からしっかり確認してスラスラ出てくるようにしておくことが大切です。一度しっかり自分の業務を振り返り、ノートなどに英語でまとめておくといいですね。
自己紹介の基本は、何といっても笑顔でしっかり相手の目を見ながら、堂々と振る舞うこと! 英語だからと言って臆せず、自信をもって自己紹介しましょう!