
経済学者の成田悠輔氏の弟で起業家の成田修造氏が21日までにX(旧ツイッター)を更新。一流大学卒という学歴の“価値”について言及した。
学歴の価値をめぐってはこれまでにもSNS上でたびたび議論されてきたが、AIの進化にともない再び話題になることが増えている。
成田氏は17日、一般Xユーザーが「息子が中学受験を目指しているが、テストで高得点を取って競争する意味がほぼ無くなったと思ってる… そのうち東大理3トップでもAIのほうが賢くなる… そうだとして、人間に必要なのは何なのか…?」とつづったポストを引用。「AI時代には、一緒にいて楽しかったり、嬉しくなったり、なんかテンションが上がったり、頼りたくなる人が重宝されるんですよ それなのに受験とか頭でっかちなことばっか力を入れてるの、ほんと頭ん中がお花畑だよ」と自身の考えを示していた。
今回の投稿では「学歴に関しては『日東駒専以下の大卒』より『高卒』の方が面白い人なのかもと自分は思うかも 今後もその流れは加速し、そのバーは上がりそう。『MARCH/関関同立より高卒とか特殊な実績ある方が面白い』って思うかも そもそも学歴より15~22歳のアウトプットと実績で評価・判断するようになる気がする」と私見を述べた。
自身は慶応大卒であるため、一部から「MARCH/関関同立と早慶を分けたのに理由があるのでしょうか?」と疑問の声も寄せられたが、「いやいや、日東駒専の次にMARCHがあるので、バーが上がるってことを伝えたかっただけで早慶も結局はそうなりそうですよね」と成田氏。
「そもそも今も早慶卒の価値は下がってきてるのは感じますよねー。つまりは全ての大学がどうでもよくなるということです。最新事例だとそうなってるってこと」とつづった。