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圧倒的存在感!不思議な魅力の「ワイヤーアート」が秀逸!制作者に話を聞いた


image:wire art-f.k-(@wireartfk1)

「ワイヤーアート」とは、針金を使用し制作した作品。シンプルな材料ながら、唯一無二の個性的な作品も制作出来るので、アートでも人気のジャンルの一つです。そんなワイヤーアートですが、Twitterにてwire art-f.k-(@wireartfk1)さんがご投稿したのは、ワイヤーで制作した金管楽器の「ホルン」。その作品はあまりにも精巧な作りで、圧巻の存在感を放っています。今回は制作者にお話を伺いました。

まるでイラストのよう?不思議な魅力のワイヤーアートが秀逸!

針金を使って制作した楽器(ホルン)のツイートを発見しました。二度見、三度見してしまう程すごい作品ですね。背景が白く、ホルンが黒色をしているからか、写真にイラストを描いているようにも見えた筆者。きっと計算しつくされた緻密な制作過程が必要なのでしょう。素人目でみても、こだわりが詰まったワイヤーアート作品だということが伝わって来ます。

ツイートのリプ欄には「小さいサイズのものをアクセサリーにしても素敵」「すごい」といった絶賛の声や圧巻のワイヤーアート作品に、魅了される人が続出しています。

制作者さんインタビュー

image:wire art-f.k-(@wireartfk1)

制作者のwire art-f.k-(@wireartfk1)さんにお話を伺いました。

■プロフィールと、ワイヤーアート制作を始められたきっかけを教えてください。

美術が好きな学生です。学祭の物販で、ワイヤーアートのウクレレを出品し購入していただけたことがきっかけです。もともと絵画や彫刻等作品制作が好きで、学祭の時期にたまたまワイヤーアートにハマり、物販で自信をつけたこともあって、そこから1年半制作・販売をしてきました。

■なぜ、ホルンなどの楽器をワイヤーアートで制作されようと思いましたか?

ウクレレを販売したことがきっかけで、様々な弦楽器の依頼をいただきました。すると管楽器も作ってみたい!という好奇心ができホルンやトランペットの制作をしました。

image:wire art-f.k-(@wireartfk1)

■ホルンのワイヤーアートですが、どのように作られていますか?

動物のワイヤーアート作品は、軽くペンでクロッキーをしたあと制作するのですが、楽器は構造が重要であるため、一度構造を理解するために小さな楽器を作ります。※上記の写真はホルンの構造を理解するために最初を作った物です。

構造が理解できればどう形を作るか軽く計画を立てます。

 

動物の場合は、全体で一気に進めるように意識するのですが、楽器は構造が複雑なものが多くパーツを分けて制作します。

image:wire art-f.k-(@wireartfk1)

■制作時間や制作にあたってこだわられている点、難しい点など教えてください。

作品によって異なりますが、ホルンくらいの大きいものだと12時間かかります。どの角度から見てもカッコいいというのがこだわりです。制作で難しいのは楽器を実物のサイズにるすることと構造です。私は楽器を持っていないので、ネットで写真を検索したり大きさ調べて制作しており、初めてホルンを作った時は構造が複雑すぎて、写真だけで理解するのはすごく大変でした。

image:wire art-f.k-(@wireartfk1)

wire art-f.k-さん、お忙しい中ワイヤーアート作品の制作の裏側を垣間見れる、素敵なお話をしていただきありがとうございました。

最後に今後の夢や制作したい作品について伺ったところ「私は作りたいものだらけなので、すべて実現するにはめちゃくちゃ時間がかかると思います。その中でも早めに実現させたいのは、フルートやユーフォニアム等、まだ制作していない管楽器にも挑戦し、ワイヤーアートですべての管楽器を作る事です。

完成したすべての管楽器を壁に並べてみたいです笑。それから最近アクセサリー用の針金で小さな楽器を作り始めたので、近いうちにストラップやアクセサリーにし身につけることができるワイヤーアートを作りたいですね。」と語られたwire art-f.k-さん。今後もwire art-f.k-さんが作り出す、魅力的なワイヤーアート作品が並んでいる光景が見られるのを、心から楽しみにしています。

ワイヤーアート作品にも魅了されましたが、ペヤングソースやきそばを模した刺繍にも心奪われますよ!

取材協力:wire art-f.k-(@wireartfk1)

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