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「嘉する」は何と読む?読み間違えやすい!難読漢字5選


image:秒刊SUNDAY

日本での生活で見ない日はない漢字。そんな漢字の中でも、読み間違いの多い漢字ってありますよね。例えば「凡例(はんれい)」「論う(あげつらう)」「入内(じゅだい)」などです。今回はそのような読み間違いやすい漢字を、ヒント付きのクイズ形式でご紹介いたします。ぜひ、漢字クイズを楽しみながらチャレンジしましょう。全問正解を目指してくださいね。

【1】嘉する

「嘉する」は何と読む?

【ヒント】嘉するは「きする」と読んでしまいそうですが、違いますよ!よ〇する。「よ」から始まる4文字の言葉といえば?

答え:嘉する→よみする

嘉するには、褒める、たたえる、愛でる、賞する、持てはやす、持ち上げるなど称賛するような意味合いがありますよ。

「嘉」を含む言葉には、上の立場の人がよいと認めて褒めることをさす「嘉賞(かしょう)」、縁起のよい日、めでたい日をさす「嘉日(かじつ)」、サケ科イワナ属の淡水魚である「嘉魚(いわな)」※別漢字:岩魚などがあります。

【2】不束

image:秒刊SUNDAY

「不束」は何と読む?

【ヒント】不束は「ふそく」と読んでしまいそうですが、違いますよ!ふ〇〇〇。「ふ」から始まる4文字の言葉といえば?

答え:不束→ふつつか

不束には、気のきかないさま・行きとどかないさま・太くて丈夫なさま・太くてぶかっこうであるさま・風情がなく、下品であるさま・無骨といった意味があります。

「不束者(ふつつかもの)ですがよろしくお願いします。」は、一度は聞いたことがあるフレーズではないでしょうか?至らない点・行き届かない点がありますが……といった表現ですよ。

【3】四股

image:秒刊SUNDAY

「四股」は何と読む?

【ヒント】四股は「しまた」と読んでしまいそうですが、違いますよ!し〇。「し」から始まる2文字の言葉といえば?

答え:四股→しこ

皆さんもお相撲さんが「四股を踏む(しこをふむ)」動作をテレビなどで見たことがあるのではないでしょうか?四股の詳細は下記の通りです。

相撲の重要な基本動作。力士が土俵に上がると,準備運動としてこれを行なう。腰,膝,足首,爪先などを強くする稽古法でもある。まず両足を左右に開いて構え,足を左右,かわるがわるに高く上げる。このとき,手を膝に添え,力を入れて爪先から地を踏む。力足ともいう。膝は真横に開き,足は地面に踏んだ位置から引きつけずに上げ,尻を後ろへ出さず,上体から腰までをまっすぐにして踏まなくてはならない。

引用:コトバンク

【4】薬莢

image:秒刊SUNDAY

「薬莢」は何と読む?

【ヒント】薬莢は「やくえい」と読んでしまいそうですが、違いますよ!や〇〇〇〇。「や」から始まる5文字の言葉といえば?

答え:薬莢→やっきょう

薬莢は、銃砲で弾丸を撃ち出すための火薬の容器のことで、同時に射撃の際銃砲尾から火薬ガスが漏れないようにふさぐ作用をします。

薬莢の「莢」は訓読みで「莢(さや)」と読み、豆類の種子をはさむ外皮のことをさす言葉です。さやいんげんは、莢隠元とも書きますよ。

【5】直垂

image:秒刊SUNDAY

「直垂」は何と読む?

【ヒント】直垂は「ちょくすい・じかたれ」などと読んでしまいそうですが、違いますよ!ち〇〇〇〇。「ち」から始まる5文字の言葉といえば?

 

答え:直垂→ひたたれ

直垂とは、布製の上半身衣で、袴と合わせて用いられた。平安時代は男子の常服でしたが、武士が鎧下に着用し、鎌倉時代に武士の出仕服、室町時代では公家の出仕服となり、さらに江戸時代に武士の礼装となったようですよ。

また、直垂の「垂」という字ですが、送り仮名をつけると「垂らす(たらす)」「垂れる(たれる・しだれる)」「垂とする(なんなんとする)」と読みます。あわせて覚えておきたいですね。

5問難読漢字クイズを出題いたしましたが、いかがでしたか?全問正解出来ましたか?漢字に触れる時間を作り、いつかは漢字マスターになってみたいものです。

「切手」←は実は略語ですが、正式には何という?難読漢字も難しいですが、意外な略語にも頭を抱えますよ!

Source:漢字辞典オンライン・コトバンク

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