夏のうだるような暑さから解放され、秋は日中に吹く風も心地良く、1年の中でも過ごしやすい時期ですよね。今回は構成に「秋」が入る難読漢字をご紹介いたします。例えば「鰍(かじか)・萩(はぎ)」などです。厳選した5問の難読漢字をクイズ形式で出題いたします。ぜひ、脳を柔軟にしてヒントを参考に正解を導き出してくださいね。楽しみながら、全問正解を目指しましょう。
【1】鞦韆
「鞦韆」は何と読む?
【ヒント】難しい漢字ですが、公園にある子供が大好きな遊具といえば?
答え:鞦韆→ぶらんこ
他にも鞦韆は「しゅうせん・ふらここ・ゆさわり」とも読みます。
また、公園の遊具といえば、うんていも定番ですが漢字だと「雲梯」と書きますよ。
【2】鍫
「鍫」は読めますか?
【ヒント】園芸 ・ 農作業 ・土木作業などで使用する土壌を掘り起こす道具といえば?
答え:鍫→くわ、すき
別漢字では「鍬(くわ・すき)」とも書きますよ。また、すきには「鋤」という漢字もあります。
【3】愀しい
「愀しい」は何と読む?漢検1級レベルの難問です!
【ヒント】愀しいは、顔色を変える・うれえる・つつしむといった意味があります。
答え:愀しい→さびしい
さびしいと読む漢字は他にも「寂しい・淋しい」もありますね。
【4】湫る
「湫る」は何と読む?漢検1級レベルの読めたらすごい超難問です!
【ヒント】と〇〇〇る。「と」から始まる5文字の言葉。
答え:湫る→とどこおる
湫という漢字一文字で湫(くて・くで)と読み、湿地帯や低くじめじめした土地・水草などが生えているところを意味します。送り仮名を変えると、湫い(ひくい・せまい)とも読みますよ。
【5】楸
「楸」は何と読む?漢検1級レベルの超難問です。
【ヒント】楸は、植物の古名で「きささげ(木豇豆)」・「あかめがしわ(赤芽柏)」・「とうきささげ(唐木豇豆)」をさしたといわれています。ひ〇〇。「ひ」から始める3文字の植物の名前といえば?
答え:楸→ひさぎ
その他、楸(ごばん)という読み方もあります。
木へんに四季を合わせた漢字は「椿・榎・楸・柊」がありますが、全部読めますか?「椿(つばき)・榎(えのき)・楸(ひさぎ)・柊(ひいらぎ)」です。あわせて覚えておきましょう。
今回は、構成に秋が入る漢字をご紹介しましたが、全問正解できましたか?
意外と難易度が高くて、頭を抱えてしまった方もいらっしゃるのではないでしょうか。勉学の秋!秋の夜長に漢字の勉強をするのもいいかもしれません。
難読漢字といえば「聳える」←は読めますか?脳トレに良さそうな難問ばかりですよ。
Source: 漢字辞典オンライン・ コトバンク