人々の生活になくてはならない乾電池。最近ではスマートフォンを始め充電池が使われる機器が多くなっていますが、各種リモコンやガスコンロ、オタクの必須アイテム「キンブレ」など、まだまだどうやったって必要なモノであることは間違いありません。その乾電池ですが、近年はリモコン需要で単4電池が多く使われていますが、目覚まし時計などは単2、ガスコンロなどは単1が使われています。ここで疑問……単◯電池の、「単」ってどういう意味?
単◯電池の「単」は、単位の「単」じゃないよ
乾電池の「単」の意味を教えてくれたのは、ビックカメラ水戸駅前店さんのX公式アカウント。昔は何個かの電池を1つにまとめて「力の強い電池」を作っていて、その後1個ずつの電池になったので「単位乾電池」の頭を取って「単」を使うようになったとか。
ご存知でしたか
電池の「単」の意味その昔、何個かの電池を1つにまとめて力の強い電池を作っていましたが、その後、一個ずつの電池を使うようになりました。
単1、単2の「単」は「単位電池」の単で、まとめた電池ではなく、「1つの電池」という意味。大きさの順に1.2.3.4.5がついています。 pic.twitter.com/vWhcR6NoSQ
— ビックカメラ水戸駅店𝕏 (@biccameramito) September 14, 2023
反対に積層電池と呼ばれるものは、身近なもので「9V(キュウボルト)」と呼ばれるものがありました。ラジコンカーのように出力を必要とするものに多く使用されていました。また、最近ではあまり使わなくなりましたが、コードレス電話の子機のバッテリーに単3電池を2個組み合わせた「専用バッテリー」を採用していたところも多くあったことを記憶しています。
「知らなかった!」「初耳でした!」など、ちょっとした雑学に感心していた方も多く、実は筆者も今回初めて知りました。正直「単位」の「単」だと思っていまして、「単位3」とか「単位4」の略で「単3」とかだと思いこんでいたんですよ。年齢を重ねてからでも、こういった雑学は少しでも多く身につけておきたいものです。
そういえば、話題の100円ショップ「Seria」さんで販売されている乾電池、非常にわかりやすいものでした!この世の全ての乾電池、これでいいんじゃかいかな……すっごいわかりやすいですし。
source:一般社団法人「電池工業会」