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大谷翔平、23年に撮影されたインタビュー公開 「何も最初から野球がうまかったわけでもない」


ドジャースの大谷翔平選手は、MLB入り後2度目の肘手術について、より高い球速への耐性を求めた結果であると述べています。手術後のリハビリの過程で、逆境から学ぶ姿勢を強調し、常に向上を目指す意欲を示しました。彼は失敗を恐れず、経験を積み重ねることでいつか成功に繋げたいというポジティブな考えを持ち続けています。「思い切りパフォーマンスを出さないと面白くない」とし、自身の最高のプレーを追求しています。また、大谷は自身の成長を楽しみにしながら、常にどれだけ上達できるかを目指し、野球に対する情熱を続ける意志を語っています。

ドジャース対フィリーズ 8回裏ドジャース無死、左中間へソロ本塁打を放つ大谷(2024年8月5日撮影)

NHKは10日、午後9時から「大谷翔平とドジャース“世界一”の舞台裏」を放送し、23年に右肘手術に踏み切った際のドジャース大谷翔平投手(30)のインタビューを公開した。

大谷はメジャー1年目の18年10月にトミー・ジョン手術を受け、23年の9月に2度目の手術を決断した。その理由について「多分100マイル(約161キロ)とかね、それ以上超える球速に耐えられるかと言ったら、多分耐えられなかったのかなと思うので。自分が思いっきりパフォーマンスを出せる感覚がないと、単純にうまくもなれないし、自分が納得しないので。ごまかしながら投げたとしても、おそらく面白くないんだろうなっていうのはある」と話した。

リハビリをこなす日々についても言及し、「悪い中にも必ず向上するヒントはあると思っているので。きっかけさえあれば必ずいい方向には向かえると思う。失敗することも多くありますけど、それは間違ってたんだなって思うだけで、また数年してそれがやりたくなって正解になることももちろんあるので。何も最初から野球がうまかったわけでもないですし、僕より野球のうまい選手をたくさん見てきたので。ただそこで自分ってダメだよなと思うこともなくて。ちっちゃい頃から野球を始めて、ここまで特に何も変わらずに来たつもりなので、どこまでうまくなれるかなっていうのを楽しみに頑張りたいなと思ってます」と語っていた。

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