はじめに
三重県にある賢島(かしこじま)は、伊勢志摩のリゾート地。
あまり知られていないかもしれませんが、東京からのアクセスも意外に便利なんですよ♪
今回は、そんな賢島の魅力と見どころをご紹介します。
三重県「賢島」の魅力と見どころ①賢島とは
三重県志摩市に属し、英虞湾内に位置する賢島の人口は、100人強。
しかし本州との距離は10メートルもなく、近鉄志摩線が通っているため、奥志摩観光の拠点となっている離島なんです。
島の中央部に近鉄志摩線の終点・賢島駅があり、レジャー施設や企業の保養施設などが点在しているんですよ♪
三重県「賢島」の魅力と見どころ②島名の由来
賢島は、江戸時代には「かしこ山」と呼ばれていた、という記録が残っています。
当時の農民は干潮の時に、本州から徒歩(昔の言葉で「かち」)で島に渡ることができたので、「かちこえ島」と呼ばれており、それがなまったことで「かしこ山」、そして「かしこ島」となったんだそうです。
三重県「賢島」の魅力と見どころ③志摩マリンランド
賢島にある「志摩マリンランド」は、マンボウが泳ぐ様子が見られる水族館として有名です。
他にも海女さんによる餌付けの実演や、ペンギンに触れることのできるイベントなどが人気ですよ♪
水族館本館の他に、古代水族館も併設されています。
シーラカンスなどの古代魚の化石や、カブトガニやオウムガイなどの生きた化石が展示されており、実際に触ることもできますよ!
◆志摩マリンランド
住所:三重県志摩市阿児町神明賢島723-1
営業時間:9:00~17:00 ※7月〜8月は9:00~17:30
休館日:無休
志摩マリンランド
三重県「賢島」の魅力と見どころ④賢島エスパーニャクルーズ
賢島港では、贅沢なクルージングが楽しめます。
展望デッキもある豪華なスペイン帆船型「エスペランサ」に乗ることができるんです♪
英虞湾(あごわん)には60もの島々が浮び、さらに真珠養殖イカダが点在。
そこを航行するという、優雅なクルージングになってます♡
さらにエスペランサには特別室もあり、乗船時に申し出れば、より贅沢な時間を満喫できますよ♪
◆賢島エスパーニャクルーズ
所在地:三重県志摩市阿児町賢島
電話番号:0599-43-1023(賢島営業所)
賢島エスパーニャクルーズ
三重県「賢島」の魅力と見どころ⑤真珠工場見学
賢島エスパーニャクルーズでは、クルーズの途中で真珠モデル工場を見学することができます。
養殖の過程を知ったり、真珠が生まれるしくみを学んだり、真珠の母貝のアコヤ貝に核を入れる作業を見学したりと、貴重な体験ができます。
高品質の真珠のアクセサリーを買うこともできますよ。
この養殖真珠の核入れ作業見学は、賢島エスパーニャクルーズだけの特典♡
実際の核入れ作業は5~6月に行われますが、見学自体は通年OKなんですよ。
三重県「賢島」の魅力と見どころ⑥賢島のグルメ
賢島港の遊覧船乗り場の目の前にある「中義水産」は、伊勢志摩の豊富な海産物を提供している海鮮焼屋さんです。
注文してから目の前で焼いてくれるのが魅力。
あさりやサザエ、ホタテ、イカなど伊勢志摩の恵みを味わえますよ。
新鮮な魚介類を心ゆくまま堪能できるので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
雨の日はお休みなので、天気予報を確認していきましょう!
◆中義水産(なかよしすいさん)
住所:三重県志摩市阿児町賢島752-20 遊覧船乗り場前
電話番号:0599-43-2196
営業時間:10:00~15:00
定休日:雨天時
三重県「賢島」の魅力と見どころ⑦賢島へのアクセス
賢島へは、近鉄電車で直接向かうことができます。
特急を利用し、名古屋からは約2時間10分、大阪(難波・上本町)から約2時間半、京都からは約2時間45分です。
車の場合には、東京方面からは浜松インターチェンジを経由し、伊良湖から伊勢湾フェリーで約1時間弱で鳥羽に到着。鳥羽からは約15分で着きます。
名古屋や大阪、京都方面からは伊勢西インターチェンジから伊勢道路を利用し、約40分で到着しますよ。
おわりに
賢島は離島ながら鉄道が通っており、アクセスがしやすい人気の観光スポットです。
ぜひお気軽に、三重県の賢島観光を楽しんでみてはいかがでしょうか?