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【10月30日はTKG(たまごかけごはん)の日!】実は種類が豊富な東京生まれのたまごを比べてみた。




はじめに


私たちの食事に欠かせない食材のひとつ、たまご。東京で育てられたたまごや鶏肉が、一流レストランなどで使われているのは知っていますか? なかでも烏骨鶏や軍鶏(しゃも)は、東京ブランドとして人気です。それぞれ養鶏場こだわりの餌を食べて育ち、殻や黄味の色、風味も種類によって様々。今年のTKG(たまごかけごはん)の日は、東京のブランドたまごを直売所まで買いに行って、プチ贅沢なTKGを味わおう!

10月30日は、TKGの日!


「たまごかけご飯の日」を発案したのは、島根県雲南市の「日本たまごかけごはん楽会」。「たまごかけごはんをキーワードに日本の古き良き食文化やふるさと、家族愛などを考えるきっかけになれば」という思いを込めたそうで、日本記念日協会に認定されています。
今回、ご協力いただいたのは、あきる野市の山下養鶏場、立川市の伊藤養鶏場、世田谷区の吉実園の3か所。右の大きい方から、「さくら」「濃厚もみじ」「アローカナ」「極烏プレミアム 東京うこっけい卵」というたまごです。並べてみると、大きさも色も大きく違うのがわかりますね! さっそく、割って比べてみましょう!

さっそく、割って比べてみましょう!


実際にごはんの上で割ってみたのが、こちらの写真。順番は、さきほどの写真と同じです。黄味の大きさと色は一目瞭然! 白身の大きさも違うこの4つの卵の特徴も交えて、いざ実食!
エントリーNo.1、2 あきる野の養鶏場 山下養鶏場の「さくら」と「もみじ」

エントリーNo.1、2 あきる野の養鶏場 山下養鶏場の「さくら」と「もみじ」


今回「さくら」と「もみじ」を購入したのは、都心からおよそ1時間。都内でも大自然を味わえる最近人気の秋川渓谷があるあきる野市にある養鶏場、山下養鶏場です。

こちらで購入できるのは、国産種のさくらともみじが産んだ新鮮なたまご。どちらも4%ほどしか飼育されていないと言われる純国産種の鶏で、「さくら」はちょっとピンクっぽい殻、色の濃い茶色の殻が「もみじ」が特徴です。
△さくら(ネット) \300
△濃厚もみじ \300

山下養鶏場では、昔ながらの開放鶏舎で飼育。飼料も天然由来のとうもろこしや魚粉など、約20種類を自家配合して与えてます。限定販売の濃厚たまご(もみじ)には、海藻類をプラス。グルタミン酸が増え、他のたまごよりも風味が濃厚になるんだとか。
今回は、対面販売所の方で、「濃厚たまご」「さくら」を購入します。
大玉サイズの「さくら」(写真右)は、あっさりとした味わい。黄味の大きさと比例して白身も大きいので、さらっとしていて軽い印象です。

一方の「濃厚もみじ」(写真左)は、その名の通り濃厚で、白身と黄味のバランスも良し。これぞまさしく、王道TKGと言えそう。でも、そのおいしさは、いつものたまごとは比べ物になりません!

鮮度による微妙なちがいがあるので、できれば直接購入してその日のうちに味わってほしいですが、通販でも購入できるので、遠方の方は活用してみてくださいね。


◆山下養鶏場
住所:東京都あきる野市留原209
TEL:042-596-2549
営業時間:10:00~17:00 エントリーNo.2 立川市の養鶏場 伊藤養鶏場の「極烏プレミアム東京うこっけい卵」

エントリーNo.2 立川市の養鶏場 伊藤養鶏場の「極烏プレミアム東京うこっけい卵」


3つめに紹介するのは伊藤養鶏場のたまご。直売所は、新宿から電車で約30分、立川市の閑静な住宅街にあります。

こちらでは、純国産「もみじ」と、東京ブランドにもなっている「東京うこっけい」を伊藤養鶏場の三代目、伊藤さんが丁寧に育てています。その中でもあの親子丼で名を馳せる玉ひでの社長が名付け親だという「極烏プレミアム 東京うこっけい卵」を紹介していただきました。
先代の「名前だけじゃない、よりおいしいものを」という想いを受け継ぎながら、新たなブランドを開拓する三代目の伊藤さん。究極の烏骨鶏のたまごを追求し、全国で2軒しか使っていないこだわりの飼料に、季節に合わせつつ海藻や魚粉など約14種類を自ら加えたものを与えているそうです。(写真右)
「濃厚なたまごを産んでもらえるように、厳選した烏骨鶏だけに特別な飼料を与えているんです。だからこの極烏プレミアムは、このカラーチャートで14以上。もちろん味も栄養も抜群ですよ」と伊藤さん。特別に割っていただいたのは、文明堂のために専用で作っている烏骨鶏のたまご。カステラの色が濃くなり過ぎないように、色を薄くしているんだとか。「極烏プレミアム 東京うこっけい卵」 と比べるとその差がわかりやすいですね。
△極烏プレミアム 東京うこっけい卵 \1,730

TKGなど、生食にぴったりですよというので、さっそく購入。パッケージも高級感たっぷりです。
「さくら」や「もみじ」より小ぶりで、鮮やかなオレンジ色の烏骨鶏のたまご。白身が少ないため水っぽくなく、醤油をかけずとも濃厚な黄味でおいしくいただけます。これぞまさしく、”究極のTKG”! 一度体験してみてほしい究極のたまごです。

こちらも通販で購入可能。ちょっと珍しい贈答としても喜ばれそうですね。


◆伊藤養鶏場
住所:東京都立川市西砂町1丁目67−7
TEL:042-531-6587
営業時間:9:00~17:00 エントリーNo.3 千歳烏山の造園屋 吉実園の「アローカナ」

エントリーNo.3 千歳烏山の造園屋 吉実園の「アローカナ」


世田谷区で造園業を営む吉実園さんで、“幸せの青いたまご”が買えると聞きつけて、行ってきました! 基本は、自動販売機で購入できる様子。自販機の中には、野菜も一緒に販売されています。

こちらでは、海外産の大型種である「ボリスブラウン」や「七面鳥」などを飼育しているそうです。なかでもやっぱり気になるのは、“青いたまご”の「アローカナ」。運が良ければ、自由に歩いている姿も見られるかも!
「最初は、造園業のための広い庭の雑草を食べてもらおうと思って。そしたら、ご近所さんから“たまごを売ってくれ”って言われて、たまごを売り始めたんです。今なんてたまご屋さんですか?って言われちゃうの」と社長夫人。社長が農業新聞を見て飼い始めたアローカナは現在、200羽ほど。広大な庭を走り回っているそうです。
△アローカナ(10個) \700

今回は10個入りの「アローカナ」を購入できました。並べて比べずとも色が青白いのがわかりますね!
このアローカナのたまごは、少し明るめの黄色で大きめです。実際に食べ比べて見ると、その違いは明確。今回紹介したたまごの中で一番ねっとりとして、口の中で黄味の風味が残ります。

お昼から夕方の間にたまごを収穫し、翌日販売することが多いそう。数も限られているので、出会えたらぜひ購入を!


◆吉実園
住所: 東京都世田谷区上祖師谷1丁目4−2
TEL:03-3300-1833
営業時間:10:00~17:00 比べてみないとわからない! 奥深いTKG

比べてみないとわからない! 奥深いTKG


鶏が食べているものが大きく左右されるたまご。東京には、まだまだ多くの養鶏場があり、それぞれが飼料にこだわっているので、見た目も味も様々です。実際に食べ比べてみると、それぞれの卵の舌触りや黄味が鼻を抜ける感覚は全く違います。
今週末は、じっくりTKGを食べ比べてみて、自分好みのオンリーワンを見つけてみるのもいいかもしれません!



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