はじめに
河内風穴(かわちふうけつ)は、滋賀県にある鍾乳洞で、日本では3番目の長さを誇ります。
滋賀県の天然記念物にも指定されている、河内風穴の魅力と見どころをご紹介します!
滋賀県の鍾乳洞「河内風穴」の魅力と見どころ①河内風穴とは
滋賀県犬上郡多賀町河内にある河内風穴は、なんと全長10キロメートル以上もあり、日本で第3位の長さを誇る鍾乳洞です。
洞窟の出入り口は1メートルほどの高さしかありませんが、その先は4層構造で、小さな洞窟が複雑につながって、約1,544平方メートルもの面積があり、関西でも随一の規模を誇ります。
滋賀県の鍾乳洞「河内風穴」の魅力と見どころ②河内風穴の歴史
河内風穴は、約55万年前からでき始めたと言われています。
洞窟内部の岩肌からは、長い歴史を感じることができます。
大正11年に観光用の照明がつけられ、入口から200メートルほどの長さのみ、一般公開されるようになりました。
そして昭和34年に、滋賀県の天然記念物に指定されました。
滋賀県の鍾乳洞「河内風穴」の魅力と見どころ③河内風穴の逸話
河内風穴は非常に奥深く、分かっている限りでも約10キロメートルもの全長があります。
あくまで調査されている限りなので、実際の全長はわかっていません。
そのため言い伝えですが、河内風穴の中に犬を放したところ、遠く三重県側に出たという話もあるんです!
滋賀県の鍾乳洞「河内風穴」の魅力と見どころ④河内風穴の見どころ
河内風穴では、鍾乳石はあまり多くみられません。
入口入ってすぐのところや、少し奥まった部分などに、ちらほらとできたばかりの鍾乳石が見られる程度です。
河内風穴では、ごつごつとした岩肌や、洞窟の中に入ると突如広がる大空間など、ダイナミックな自然が醍醐味といえます!
河内風穴の魅力と見どころ⑤河内風穴の注意事項
河内風穴の中は、年間通して12~13度と一定しています。
そのため、暑い夏も、寒い冬も快適に観光することができます。
ただしこの地域は冬には雪が降り、鍾乳洞へ立ち入ることができない場合があります。
また、雨天時でもお休みになってしまうことがありますので、天候不良時は事前の確認が必要です。
河内風穴の魅力と見どころ⑥河内風穴へのアクセス
河内風穴へ公共交通機関で行く場合には、地元・多賀町が運営している予約型乗合タクシーの 『愛のりタクシーたが』 を利用しましょう!東海道本線の「南彦根駅」から利用すると、約35分・450円です。
また 近江鉄道多賀線の「多賀大社前駅」からは約25分・450円で向かえます。
車を利用する場合は、名神高速道路の彦根インターチェンジから、約20分程で到着です。
住所: 滋賀県犬上郡多賀町大字河内 字宮前
電話番号:0749-48-0552 河内風穴観光協会
営業時間:9:00~16:00, 夏期 8:00~18:00, 大雨・積雪時等 悪天候時休業
料金:大人(中学生以上) 500円, 小人(5才以上) 300円
駐車場:40台(2時間400円)
河内風穴観光情報
河内風穴の魅力と見どころ⑦周辺の観光スポット
河内風穴から車で20分ほどの所にある多賀大社は 延命長寿や縁結びのご利益があるとして古くから全国的に信仰を集めていて、あの豊臣秀吉も厚く信仰していた神社です。
ご祭神は天照大神(あまてらすのおおみかみ)の両親である伊邪那岐命(いざなぎのみこと)と伊邪那美命(いざなみのみこと)を祀っています。
「お多賀さん」の名で親しまれており、多賀大社駅前の大鳥居から神社までの参道の両脇にはみやげ店が立ち並んでいます。
住所:滋賀県犬上郡多賀町多賀604
料金:庭園拝観料300円、ご祈祷は1件5,000円
営業時間:8:00~16:00
電話番号:0749-48-1101 宗教法人 多賀大社
多賀大社ホームページ
おわりに
関西随一の規模を誇る河内風穴では、ダイナミックな自然美を鑑賞することができます。
ぜひ、自然の偉大さを感じに、滋賀県の鍾乳洞「河内風穴」へ行ってみてはいかがでしょうか?