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レジャーホテル(ラブホテル)にインバウンドも熱視線 アルメックスが台湾企業と業務提携


国内最大級のレジャーホテル予約サイトの「ハッピー・ホテル」を運営するアルメックスと台湾の店舗予約サイトの「FunNow」は業務提携したことを発表した。


相互送客に関する本業務提携により、「ハッピー・ホテル」の会員数174万人と「FunNow」の会員数40万人の合計214万人の会員が相互のサイトで予約可能になる。


レジャーホテルはこれまでラブホテルと言われてきたが、最近は新築・改修などを経て最先端の設備、リゾート感などの新しいイメージを押し出すタイプも増えてきている。


日本政府観光局(JNTO)によると、2017年のインバウンドは2,869万人で過去最高を更新。このうち、台湾からは16%を占める456.4万人で過去最高を記録し、中国、韓国に次ぐ人数になっている。


一方の台湾交通部観光局によると、2017年に台湾を訪れた外国人は1,074万人で、日本人は約18%を占める189万人(前年比0.17%増)。日本と台湾にとって、それぞれの観光客が大きなウエートを占めていた。


アルメックスは、本業務提携により注力テーマである「カップル」×「旅行者」の分野で、日台の観光マーケット拡大への貢献を狙うとともに、今後も訪日外国人のレジャーホテルの利用を促進すべく、海外企業との提携を積極的に進めていくという。


 


訪日外国人、ラブホテル「泊まってみたい」が8割超え


レジャーホテルは既に、米国人旅行者に広く認識されていることが、アルメックスのインターネットのアンケート調査で明らかになっている。


アルメックスが行った台湾、香港、米国の3市場を対象にしたレジャーホテルに関する調査では、米国人はカップルを中心に55%が利用したことがあると回答。このうち15%が「よく使う」とリピーターも多い傾向が明らかになった。


レジャーホテルが脚光を浴びるようになった背景には、勢いを増す格安航空会社(LCC)の存在がある。発着の時間帯が、キャリア航空会社と違い、早朝・深夜に設定されることが多いことから、時間単位で利用できるレジャーホテルに注目が集まっていた。


加えて、海外にはほとんど存在しない独自の進化を遂げたレジャーホテルが、ユニークな外観のホテルとして紹介されることで、興味をひきつけているようだ。


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