全日空(ANA)は10月30日より、ベトナム航空との共同運航(コードシェア)をはじめとした、本格的な業務提携を開始する。
日本〜ベトナム間の国際線10路線、日本とベトナムの国内線25路線で相互に便名を付与する。また同日からは、ANAが東京/成田〜ホーチミン線を1日2便に増便する。さらに、ANA便にベトナム航空の客室乗務員がサービス補助員として乗務し、利用者への案内、通訳、機内アナウンスを行う。
また、ANAマイレージクラブ会員はベトナム航空とのコードシェア便の利用でマイルの積算のほか、特典航空券でベトナム航空の全便の利用が可能となる。マイルの積算は2017年上期中にもコードシェアを実施する全便で積算できるようにする。
ANAは5月28日にベトナム航空との業務・資本提携に合意。7月1日にはベトナム航空の株式の約8.8%を取得している。8月1日には羽田空港のベトナム航空便の空港業務を開始し、羽田空港と成田空港のケータリング受託、ホーチミン・タンソンニャット国際空港でのベトナム航空子会社への空港業務委託などを勧めチエル。